かわさき起業家オーディションビジネス・アイデア シーズ市場 第61回最終選考会(2009年10月2日開催)

Entry.7


ビジネスアイディアのテーマ

資格学習を対象とした、次世代型ラーニングサービスの提供

ビジネスアイデアの提案者

株式会社ガラパゴス

中平 健太(ナカヒラケンタ)

【東京都豊島区】

かわさき起業家賞

中平健太さん

ビジネスアイディアの概要について

資格学習を対象とした、次世代型ラーニングサービスの提供

昨今の経済状況を受け、資格取得を目指す学習者が増加の一途を辿っている。そして、その学習方法も書籍や通塾、eラーニングに通信講座など、その多様性を見せている。しかしなが ら、現在の学習方法には、「価格が高い」「継続のための支援が無い」「学習時間に制限がある」などの課題を多く含み、学習者のニーズに完全に答えているとは言い難い状況である。そ こに対し弊社は、これまでに無い新しい学習のカタチを提案する。より低価格で高品質な学習の提供を実現することにより、「資格学習のユニクロ化」を目指す。

【ビジネスモデル】

書籍などの学習素材を有する著者や資格運営団体(東京商工会議所など)からその使用権を譲り受け、弊社でデジタルコンテンツに変換し、弊社の学習システムに載せてユーザーに提供する。収益はユーザー課金を基本とし、その収益を書籍提供者とレベニューシェアするモデルである。

【学習システムの特徴】

  • PC/Mobile統合型学習
    クライアント側のデバイスをPCとMobileの両方を準備する。これらの学習履歴は同一のDBで管理され、PC/Mobile両方の学習履歴を統合して管理する。これにより、大きな画面が必要な「理解フェーズ」ではPC画面、繰り返し学習が必要な「記憶化フェーズ」ではMobileを使うことができ、より効果的で効率的な学習の提供が可能となる。
  • 学習管理機能
    弊社独自の「学習エンジン」により、ユーザーそれぞれの学習履歴から自動で苦手分野を抽出し、ユーザーは自分で過去の学習を管理しなくとも、自然と苦手分野を克服することができる。
  • 継続支援機能
    事前にユーザーが登録した学習時間に、ユーザーのMobileにアラートメールを配信することにより、ユーザーは学習することを忘れることなく、生活の一部として学習を継続することができる。

新規性・優位性について

【新規性】

学習管理機能、継続支援機能などはこれまでのeラーニングでも実現しておらず、新規性が高い。また、PC学習とMobile学習の役割を明確に分類したサービスもこれまでに無く、隙間時間の活用など、より効率的で効果的な学習を提供できることはこれまで実現していない。

【優位性】

  • 価格が安価であること
    印刷コストの削減や制作費用の低減を理由とし、圧倒的な低価格で学習を提供することが可能である。通塾や通信講座、eラーニングの単価が約3万円に対し、弊社サービスはその1/10である3,000円での提供が可能である。
  • 機能性に優れていること
    PC/Mobileの統合や、学習管理、継続支援などは従来のサービスに無く、より効果的な学習をユーザーに提供することができる。

市場について

主なターゲット・市場の規模

対象とする資格を22種類と定めているが、これらの受験者が全体で年間254万人存在し、一人当たりの単価を3,000円と考えると年間76億円規模の市場と予測できる。

市場での競争力

弊社はこれまでにMobileラーニング事業を行ってきており、すでにベースとなるシステムを有しているため、事業を素早く開始することができる。また、学習素材提供者との繋がりを有し ているためにコンテンツラインナップの広がりにはスピード感を持って対応することができ、ユーザーのニーズに素早く対応することができる。
さらに、圧倒的な低価格での提供となるため、潜在的な市場への広がりも期待できる。

実現性について

実施スケジュール

2009年9月〜2010年1月 α版開発
2010年2月〜2010年5月 コンテンツ制作(5種類)、販売開始
2010年6月〜2011年2月 β版開発、コンテンツ制作(5種類)

実施場所

本社

実施体制(従業員等)

4名

ビジネス・パートナー

学習素材(書籍など)の使用権を保有している著者や資格運営団体など

リスクとその管理

認知が広がらない。
⇒学習コンテンツ提供者と協力して認知を広げる。また、フリーのソーシャルウェブの活用なども視野に入れる。

>>ページTOP


このページの内容は、受賞者の文責による最終選考会プログラム(当日配布)の内容を転載したものです。
当ホームページの記事、画像などの無断転載を禁じます。
すべての著作権は財団法人川崎市産業振興財団および原稿執筆者に帰属します。
Copyright(C) 2006-2010 IIP Kawasaki.All rights reserved.