かわさき起業家オーディションビジネス・アイデア シーズ市場 第67回最終選考会(2010年10月1日開催)

Entry.5


ビジネスアイディアのテーマ

FAXとコンピュータの融合により、情報漏えいなく、省力的に使える、
「ネットワーク型FAXシステム」

ビジネスアイデアの提案者

株式会社エフネット

本田 博己(ホンダ ヒロミ)

【神奈川県横浜市】

かわさき起業家賞

本田 博己さん

【発表者:加藤 昭男 氏】

ビジネスアイディアの概要について

FAX送信は、手動で宛先を指定し、紙をセットして送信します。そのため、手間がかかり、誤送信も発生したり、時間がかかる作業です。それを、コンピュータに直結することで、下記のように正確、迅速、省力化、ムダ節減が図れます。

1.手動FAXと同じ運用手順で、コンピュータのシステムチ
  ェックにより、FAX誤送信を完封します。   
2.PCワープロで作成した資料を、紙に出さず、自分のパ
  ソコンから、直接に相手先FAXに印刷します。
  同報送信(同じ書類を、多くの宛先に同時に送信)も簡
  単であ り、わざわざ、FAXの場所に行かず、自分のパ
  ソコンから、FAX送信できます。1本の電話回線でも
  多くの人がFAX利用できます。
  紙、トナーの節約にもなります。
3.コンピュータから発行する連続帳票(注文書、出荷案内
  書など)を印刷せず、直接に相手先FAXに印刷しま
  す。(FAX送信の人手の介入なく自動送信できるので、
  宛先間違いなく、正確、迅速、鮮明、省力的に送信でき
  ます。
  さらには、郵便で送っていたものをFAXすれば、大幅な
  通信コストの節減になります。)
4.同じコンピュータでFAX受信もでき、それをパソコンで閲覧し、必要なもののみを印刷します。
  (情報漏えい防止)
  または、外出の人にも、メールの添付ファイルに変換して、送信できます。
  (外出から戻らずとも、FAXを受領できる。)

新規性・優位性について

1.FAX送付状をOCR(光学文字読取)様式にすることで、FAXのイメージデータをテキスト化し、システムで
  読み取れるようにでき、宛先番号、枚数、承認印、予約番号などが読み取れ、システム・チェックを可能にし
  た。
2.他社製では、ワークフロー方式による,パソコンからの承認がほとんどですが、書類捺印方式の承認形態に
  したため、現行のFAX運用手 順と同じ手順なので、システム化しても違和感なく、使用できる。
3.現場には、既存のFAXを有効利用するため、特別なハード/ソフトは不要なので、投資費用は低価格であ
  る。
4.FAX規格のプロトコルの一部である、CSID(被呼端末識別子:FAX識別コード)を取り出し、相手先FAXを
  識別しているので、 FAXの移動など発見し易い。
5.どんなコンピュータの連続帳票でも、簡易開発で、直接FAX送信できるので、省力化、迅速化、正確化が図
  れる。
6.受信FAXをEメール変換し、宛先本人に転送できるので、早期に漏れなく、情報漏えいなく、確実に受信でき
  る。

市場について

主なターゲット・市場の規模

FAX機を、3〜5台以上使用している企業(特に、機密資料を迅速に送りたい企業は高いポ テンシャルがあります。銀行、金融機関様などは、ベスト)

市場での競争力

FAX誤送信・防止システムで、書類捺印方式は、弊社のみです。
そのため、操作の違和感なく、購入費用は安く、誤送信チェックは万全で、比類ないシステムです。

実現性について

実施スケジュール

製品はほぼ完成し、ユーザー事例は都銀様を含め数社ございます。体制は確立しております。
年内までに、組織的なプロ セペクト発掘の仕組みづくり、協力なパートナー様を急募します。

実施場所

横浜駅東口5分のスカイビル23階 (西区高島2−19−12)

実施体制(従業員等)

当プロジェクトの開発/サポート技術者は5名〜8名担当。

ビジネス・パートナー

当システムのターゲット顧客に、強力なチャネルを数多く抱えている企業様。
貴社事業としての採算ベースに乗るよう、相談させてください。

リスクとその管理

ISO27001取得済み

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