かわさき起業家オーディションビジネス・アイデア シーズ市場 第71 回最終選考会(2011年6月10日開催)

Entry.3


ビジネスアイディアのテーマ

低コスト堆肥化技術を用いた、食品工場向けリサイクル支援ビジネス

ビジネスアイデアの提案者

株式会社ミライエ

島田 義久(シマダ ヨシヒサ)

【島根県松江市】

かわさき起業家賞

りそな神奈川応援賞

 


島田 義久さん

ビジネスアイディアの概要について

イージージェット(イメージ)当社は島根県畜産技術センターと共同で、新たな堆肥化技術を開発し実用化に成功した。これは「高圧通気堆肥化システム(商品名:イージージェット)」と呼ばれるもので、従来の堆肥化に必要とされた処理物(有機廃棄物)のかき混ぜ作業(切り返し)がまったく不要になり、悪臭の発生を抑え、高品質な堆肥を無人で生産できる技術である。
 そこで当社はこの技術を活用して、堆肥の流通支援サービスを展開したいと考えている。食品工場等にイージージェットを貸し出して無人で堆肥生産し、できた堆肥を当社で回収して必要な栽培農家に散布する。食品工場は廃棄物処理経費が不要となり80%のコスト削減が可能である。さらに堆肥を我々が回収して栽培農家に提供することで、農家は有機農業へ転換できる。これにより食品工場等は処理コストとCO2の排出量を大きく削減できると同時に、リサイクル活動に取り組むことで企業の認知度の向上につながる。栽培農家はより付加価値の高い作物の生産が可能となり、収益を拡大することができる。

新規性・優位性について

有機性廃棄物の堆肥化には、数ヶ月〜半年の長い期間を要する。また発酵途中で切り返しを行い処理物を空気に触れさせるが、この作業には多大な労力を要する上、作業の際に悪臭が発生する。
 当社の技術は、パネルに一定間隔で埋め込まれた微孔ノズルから、通常の50倍に当たる0.5MPaの高圧空気が噴出する仕組み。原料の隅々に空気が行き渡り、切り返しが完全に不要となる上、発酵期間を半分に短縮できる。堆肥施設の床面に敷くだけで設置可能。市場には類似技術が存在せず、極めて低コストで、悪臭、温暖化ガスの排出抑制が実現できるため、大きな市場性があり、島根県と共同で特許出願している。

市場について

主なターゲット・市場の規模

豆腐、モヤシ、パン、ジュース、弁当などの食品工場。
また、同様の事業モデルを応用することで、畜産農家、下水処理場、栽培農場、植物工場、産廃企業、造園業者、ゴルフ場、動物園など、多様な業種に展開可能である。

市場での競争力

従来の堆肥化装置と比較して、1/3以下のイニシャルコスト。ランニングコストは1/2以下。また、メンテナンスフリーであるため、維持費が安い。

実現性について

実施スケジュール

1年目 モデルとなる案件の成約
2年目 代理店制度等による販売網の構築
3年目 海外等への展開

実施場所

全国

 

実施体制(従業員等)

6名

ビジネスパートナー

ごうぎんキャピタル

リスクとその管理

社外取締役制度、ISOの導入、監査法人との契約などを予定

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