ビジネスアイディアのテーマ

来店型保険代理店向けがん患者の生活支援オペレーター養成事業

ビジネスアイデアの提案者

株式会社トロップス

賢見　卓也　（ケンミ　タクヤ）

【東京都墨田区】

かわさきビジネス・アイデアシーズ賞

【発表者　賢見　卓也　氏】

ビジネスアイディアの概要について

がんに罹患した際、医療機関では「治療」に関する内容しか相談できない現状である。保険会社や保険代理店はがん患者が罹患を早期に知らせる組織であり、医療機関では解決されない罹患後の「生活」に関する内容の相談窓口に適している。特に来店型保険代理店は、相談スペースや展示スペースなど、がん患者の悩みを解決するために有効な備えが充実している。株式会社トロップスは、
A)来店型保険代理店の職員への教育、
B)がん患者への情報提供ツール、
C)生活支援の物品・サービスの発注システムを開発・提供する。これにより、がん患者は
①医療機関で得られなかった情報にアクセスでき、
②ワンストップで必要なモノ・サービスを得ることができる。
また、保険代理店にとっても①来店顧客数増加、②他店との差別化、③手数料の収益などの利点をもつ。

新規性・優位性について

株式会社トロップスは、①がん患者個人への支援事業・がん保険の現物給付事業の経験を持っていること、②がん患者向けの物流企業と提携していること、③医療従事者とのネットワークを持っていること、④来店型保険代理店とのネットワークを持っていること。

市場について

主なターゲット・市場の規模

がん罹患患者数：641,594名（平成15年地域がん登録全国推計)
がん保険加入率：60%（生命保険文化センター）
がん保険患者市場：3540億円
来店型保険代理店店舗数：約1,000店舗

市場での競争力

すでにいくつかの保険会社では、がん患者に対する電話相談窓口を設けているが、生活に関する具体的な提案や商品発注を行う窓口はなく、弊社の提案事業が業界初となる。

実現性について

実施スケジュール

2014年4月1日～7月31日　：　A)～C）の体制構築
2014年8月1日～　：　営業活動・販売活動開始　　　　　　　　　　

実施場所

関東地方より開始。各種サービス事業者との契約が整い次第、全国展開へ。

実施体制

企画運営：2名

ビジネスパートナー

医療関連物流会社、医療関連WEBコンテンツ作成会社、家事代行会社、医療用ウィッグ会社、社会保険労務士事務所など

リスクとその管理

①医療情報に関する免責事項に関するリーガルチェック
②システムトラブル・個人情報についてのバックアップ体制の構築
③クレーム対応に関するマニュアルの作成

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