かわさき産業デザインコンペ 川崎市
 

優秀賞  4点

課題テーマ 作品名 受賞者
 課題A : ホスピタリティのある折りたたみ椅子  tray chair  石川 慎二

tray chairのパネル

tray chairのモデル

審査委員のコメント
(森山委員)
「椅子に座るときにバッグの置き場に困ることは多い。特に女性の場合はそうだ。その困惑をうまく解消する良いアイディアだと思う。これまでなかったのが不思議。そう感じるアイディアは多くの場合、優れた発想である証である。」
(倉方委員)
「“かゆいところに手が届く”とは、このアイデアかと思う。テーブルが格納されているモノは以前からあったが、手荷物を置くところに着目した点はとても好感がもてる。」
(戸谷委員長)
「ありそうでなかった、荷物置き用トレイのある椅子。シンプルな構造と造形で、例えば見舞客などのニーズに応える作品にまとめあげている。」
(福田委員)
「ありそうでなかった解決案は秀逸だけに、審美的玉成に欠け惜しい…。」
(武者委員)
「デザイン的なまとまり感は十分にあり商品化も見通せる質の高さも持っているが、椅子の開閉の仕方が直感と異なる点に少々違和感を持った。」

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課題テーマ 作品名 受賞者
 課題B : キッズコーナーで使う布製の遊具・玩具  Tangible cushion NUBO  南 元ル

Tangible cushion NUBOのパネル

Tangible cushion NUBOのモデル

審査委員のコメント
(福田委員)
「孫の行動から発見も多く、触覚の大切さを教わる毎日に提案は納得…。」
(森山委員)
「Tangibleは遊具・玩具の基本だろう。」
(武者委員)
「実際のキッズコーナーでこのまま使用できそうなくらい子供視点で細部までよく検討されていた。」
(戸谷委員長)
「子供たちがより掛かったり、乗ったりするのにちょうどよいサイズ。パーツごとに詰め物を変えたことで、触感の面白さを子供に伝えることに成功している。」
(倉方委員)
「子供が思いきり抱きついたりする仕草が、目に浮かぶ作品。素材や色の変化で様々なシーンへの展開が期待できそうだ。」

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課題テーマ 作品名 受賞者
 課題C : 屋外用無指向性スピーカー
      (ガーデンスピーカー)
 PIN  南 元ル

PINのパネル

PINのモデル

審査委員のコメント
(武者委員)
「デザインのシンプルさに好感。実際の出力音も中々の音質を持っていた。」
(福田委員)
「雨上がりにキラッと光る逆水滴形態を評価。ゆえに音色が楽しみ…。」
(森山委員)
「スピーカー部分よりも支持体が目立ってしまうもの。それを地面に差すという発想の転換がキュート。引き算のデザインといえるもので、場所と空間によっては非常に好ましい結果をもたらすことが予想される。」
(倉方委員)
「仕上げをこれに限定しなければ、つや消しのダークブラウン仕上げで動物園など、屋外の様々なシーンで利用できるのではないだろうか。」
(戸谷委員長)
「屋外で使用することを前提に、設置の容易性、メンテナンスのしやすさなどに考慮した美しい作品。平面型無指向性スピーカーの利点を活かした作品として、商品化に取り組んでいただきたい。」

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課題テーマ 作品名 受賞者
 課題E : 世代を超える墓石  Silhouette(影が作る墓石)  今西 康暢

Silhouetteのパネル

Silhouetteのモデル

審査委員のコメント
(福田委員)
「風化の時間を読んだ提案に悠久を感じ…“陰”が作る“光”を評価。」
(武者委員)
「陽光を利用して墓石に光明感を与える、そんな光の演出が評価のポイントになった。」
(倉方委員)
「孔の開け方の仕組みの工夫で“影・光”の演出をさらに広げられるように感じる。墓参がイベントになる可能性を示唆している点が嬉しい。」
(森山委員)
「光はデザインの究極のテーマの一つだと考えるが、その対象が墓石であることに深く納得。くっきりと光の形が現れ、移動することに感動した。それを実現させるためのリサーチの厚みを高く評価したい。」
(戸谷委員長)
「影の中に光のシルエットが浮かぶ魅力的な墓石である。時のうつろいに合わせて変化する表情。モデルには例として十字架が刻まれているが、先祖に想いをはせるための、無限のバリエーション展開が考えられる。」

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