かわさき産業デザインコンペ 川崎市
優秀賞  4点
課題テーマ 作品名 受賞者
 課題A : コートハンガー  Plywood grass  森本 裕持
Plywood grassのパネル Plywood grassのモデル
審査委員のコメント
(戸谷委員長)
「当初の案を見た時、美しさの反面、オブジェ的な要素が強く、強度などの側面で問題が生じるのではないかと考えていた。しかし試作モデルでは、強度や製造に対する満足のゆく答えが提示されており、パブリックな場でのコートハンガーとして大きな可能性を感じさせた。」
(福田委員)
「コンセプトの草の形ということからすれば、同じようなモジュールのハンガーがそこにあってもいい。そのしなやかさが助長され、使っていても使っていなくても、オブジェとして綺麗に見える。場所も取らず、材料もプライウッドのひとつ型でいける可能性など、その概念が面白い。」
(森山委員)
「コートを掛けずにこのまま立っている姿が一番美しいかもしれないと思わせる。使うことでもっときれいになるとすると、掛けるのはコートではなく帽子ではなかろうか。課題はコートハンガーだが、それで構わないと思う。」
(武者委員)
「全体的にしなり易く剛性感に乏しい印象を受けるが、逆に「木」本来のたわみは暖かさも感じさせる。」
(倉方委員)
「コートが掛かって機能を果たすが、コートが無くても美しさが目を引く。」
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課題テーマ 作品名 受賞者
 課題C : 墓石用一体型花立水鉢香炉  燈  -Tomoshibi-  平瀬 尋士
燈 -Tomoshibi-のパネル 燈 -Tomoshibi-のモデル
審査委員のコメント
(戸谷委員長)
「内容としては、十分に商品化できるレベルに達している。故人を想う気持ちを美しい形態にまとめ、その使い方で墓所の姿、ありかたまで変えてしまう力を持った作品である。」
(福田委員)
「この仕上がりと品質感は見事である。デザイン・ボキャブラリーがシンプルな円弧だけで構成されていることなど、製作原価も意識し機械加工技術を熟知した設計であることも評価したい。」
(森山委員)
「照明を落として暗いところで見ると一層神秘的である。説明の中で、「皆既日食を」と言われたが、まさにそのことからインスピレーションを得たんだということが良くわかった。お盆の墓参りをする時間は地域によってさまざまで、実際にロウソクが映えるロケーションを見てみたい。」
(武者委員)
「新たな石材と金属と光のコラボレーション提案だと思う。内部の清掃に若干の難しさを感じたが、このくらいの割り切りも必要かもしれない。」
(倉方委員)
「夜にお墓参りをするという地域があるということでは、逆に、こういう(綺麗なものがあれば、灯籠のようなイメージをという)やり方が、新しく生まれるかもしれない。」
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課題テーマ 作品名 受賞者
 課題D : ダンボールを使用したリハビリ性のあるゲーム  ストライクキャッチ  吉川 雅史
ストライクキャッチのパネル ストライクキャッチのモデル
審査委員のコメント
(戸谷委員長)
「身体や脳の機能を増進・回復させるゲームとして、非常に完成度が高い。収納性にも優れており、持ち運びの際の手がかりなどに対するアイデアが加われば、各種施設でのニーズにも合致するだろう。」
(福田委員)
「収納され可搬型というのが、介護現場などにおいて秀逸である。エコ素材を使いながら子供達には自由に遊び方を工夫できる点などにおいて優れており素敵であると思う。」
(森山委員)
「遊具は簡単すぎても難しすぎても、繰り返し使ってもらえない。さまざまな経験から検証され、生まれた遊具であることに注目する。リハビリ性に関するデータを重ねてほしい。」
(武者委員)
「実際の現場での視点から使い勝手をよく考えられていた。ただし段ボールの端面処理については、より安全な仕上げを検討されなければならない。」
(倉方委員)
「パネルのとおりに出来上がってきて、すごく完成度が高い。違うバリエーションでの展開もできるのでは。」
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課題テーマ 作品名 受賞者
 課題F : プラスチック製デスクアクセサリー  COROMARU  中山 愛子
COROMARUのパネル COROMARUのモデル
審査委員のコメント
(戸谷委員長)
「付箋紙の束を収めるプラスティックケース。とは言え、まるでキャラクターが舌を出しているかのような愛嬌のある姿をしている。付箋紙の取り出しもスムースで、実用性も感じられる。」
(福田委員)
「“ひらめき”を“ときめき”に変えるのは創り手達の情熱である。製品化に向けてはエコデザインとしての資源生産性など課題提案企業とのコラボレーションに期待したい。」
(森山委員)
「アイデアをかなり高い精度で実現させた努力に敬意を表したい。第一次審査ではその点が危惧されたからだ。デスクの上で生きる小動物、使えるマスコットになりそうだ。」
(武者委員)
「最終プレゼンテーションモデルのレベルが非常に高く驚いた。実際の市場に対し十分な商品性を持つといった印象だった。」
(倉方委員)
「これだけでは未知数であるが、周辺ステーショナリーとの展開でより良いモノになる様な気がする。」
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