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マイシーズ有限会社


即応、低価格、高品質を武器に企業のIT化を支援


社長 山本 一雄 氏
●事業内容
インターネット・アプリケーションシステムの開発とコンサルティング
下記情報は、平成14年度現在のものです

■企業名 マイシーズ有限会社
■創 業 
2000年6月
■所在地 
〒211-0041 川崎市中原区下小田中6-15-1-301
■代 表 
山本 一雄 氏
■資本金 300万円
■売上高 
4800万円(2002年2月)
■従業員 
3名


 「マイシーズ(有)」は「B to B」を支えるIT企業である。企業向けのインターネット・アプリケーションのコンサルテーション、システム開発・運用に加えて、各種のソフトをパッケージにしたグループウエアの運用も始めた。山本一雄社長は「早いレスポンス、低価格、高い品質を武器に新規顧客獲得を狙う」と意気盛んだ。経営革新の手段としてIT(情報技術)が注目されている中で、中小企業のIT化は始まったばかりだ。今年は第2次IT化の時代と位置づけられており、このフォローの風に乗って、マイシーズは一段の飛躍を目指す。

● 会社の方針転換が独立のきっかけ

 山本社長は2000年に39歳で独立するまでに3社に在籍する。コンピューターの会社に入社してコンピューターの初歩を学び、川崎市にある鞄血v電算でシステム開発にタッチ、そして、インターネットブームの到来とともに、東京・目黒区に本社がある潟vロハウスに変わり、ビジネス系システム開発を担当する。この会社で取締役ソリューション開発部長を務めたが、会社の方針がビジネス系からコンシューマー向けサービスへとウエートを高めていく。ビジネス系部門を立ち上げた自負もあったが、コンシューマー向けに資源を集中し、事業転換が明確になったのを受けて独立の道を選択する。ビジネス系システム開発にこだわった結果だったが、「積極的に独立しようと決断したわけではなかった」そうだ。
 独立して身につまされたのが営業。開発一本だったために、営業力はなく、「それまでの縁を求めて」イチから荒海に船出したのである。ほぼ1年間は東計電算やプロハウスからの仕事で食いつないだ。

 ところが、幸運が舞い込む。プロハウスがビジネス系部門を廃止することになり、山本社長が顧客と担当する社員ごと引き取ることになった。これで経営の安定基盤を築くことができたからだ。最も大きかったのが大手ビデオレンタル企業の関連会社の仕事で、同社向けに受発注管理システムを開発するなど、売上高の大半を占めるほど大きな支えになっている。


● グループウエアの運用も新事業に

 「ほんとうにラッキーだった」というが、現在は東計電算の外注としての仕事や一般企業を対象としたコンサルティング、システムの運用、先のビデオレンタル関連会社のビジネスを2本柱に事業を推進している。ここに新たに加わったビジネスがグループウエアの運用である。グループウエアは企業の業務効率を高める手段として注目されているもので、スケジュール管理や電子メール、掲示板などをパッケージにしたソフトをサーバーに入れておき、それを顧客が自由に使って業務の効率化に役立ててもらうビジネスだ。このために、中小企業の掘り起こしで東奔西走している最中だ。

● 外注の活用が他社に負けない秘密

 マイシーズはビジネス系システム開発が主体とはいえ、設計と最終のサービスがメーンで、開発は他社にアウトソーシングしている。「たしかに、開発自体を外部に出していることに奇異の目で見られることもあるが、もともと前職の会社時代からつながりがある企業で、彼らの開発力を高く評価しているからこそ、協力関係にある」と山本社長は言葉に力を込める。開発したものをベースにトライ&エラーを繰り返して完全なものに仕上げたうえで納品するので、信頼性は確かだ。実は、この外注がすばやい対応、高品質、他社に比べて高い価格競争力を持つ秘密なのだ。
 現段階では開発はアウトソーシングだが、いずれ設計から開発、サービスまで一貫して受注する体制を目指すのは間違いない。そして、社員も強化し、流通業、製造業といったように、得意分野ごとにグループ化していくビジョンも社長の頭の中にはある。


● ASP事業も加え、中小企業を取り込む

 今後、狙う事業がASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)だ。ビジネス用のアプリケーションをインターネット経由でレンタルするビジネスである。これを利用する企業にとっては、情報化コストを大幅に下げられる利点が出てくる。これをウリにする考えだが、このためにはある程度の設備増強が必要となる。そこで、事務所の移転も検討している。
 今年は企業のIT化が第2段階に移行するといわれている。先行している企業は新たなフェーズに入ることを意味するが、「中小企業でいえば、IT化はこれから。だから、中小企業のIT化に対して安い価格でサポートする、そういうスタンスでビジネスを展開したい」と山本社長は、会社の身の丈に合った対応を心がける。そこには、まだまだ秘中の秘のビジネスプランがあると見た。


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