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株式会社アクト


スクリーン印刷を得意とする企業が画期的新商品「μ-フィット」を発表


社長 飯島 英毅氏
●事業内容
印刷技術を核とするサインコミュニケーションサポート事業(ポスター、ステッカー、マーキング、サイングラフィック、其の他)
■企業名 株式会社アクト
■創 業 1974年(昭和49年)6月25日
■所在地 本社・工場 〒213-0032 川崎市高津区久地3-15-3
          相模事業所 〒243-0402 海老名市柏ヶ谷421 雄山ビル
■電 話 044-833-1191      ■F A X 044-822-1368
■代 表 飯島 英毅 氏
■資本金 7000万円
■売上高 18億5000万円(H16年2月期)
■従業員 120名

E-mail: actnavi@act-com.jp       URL: http://www.act-com.jp


   潟Aクトは、基盤事業であるスクリーン印刷による屋内外のサイン製作と、その周辺事業により成長した会社である。そして粘着シートの欠点を一挙に解決する簡単に何度でも貼ったり剥がしたり出来るシート「μ―フィット(ミューフィット)」を開発した。

 飯島社長は(社)社会経済生産性本部内の経営品質協議会が提唱している“日本経営品質賞”を経営に取り入れ、従業員を含めた全員で学んでいる。特にステークホルダーを意識し「顧客満足(Cs)」「従業員満足(Es)」「社会的責任(CSR)」とバランスのとれた経営を指向している。


● 販促に必須のサイン・コミュニケーション・サポート事業
 潟Aクトが提供する印刷技術を核としたサイン・コミュニケーション・サポート事業は、企業の最も重要な販売促進施策の一つとして、多方面のオリジナル需要に応えている。
 例えば、店舗や商品を効果的に宣伝するPOPポスターやキャンペーンポスター、最近簡便さが受けているバイク便の荷箱や中長距離大型配送車のカラフルなマーキング、さらに幼稚園・スイミングクラブ・旅先の旅館等の送迎車ラッピングはイメージアップに効果的である。商店街では無機質なシャッターを装飾することにより開店前や閉店後でも店や商品の宣伝ができる。店舗や事務所のガラス、壁などへのウインドーマーキングや店舗サイングラフィック等々、応用場所は無限である。

 紫外線にさらされ寒暖の差の激しい屋外サインの環境には、スクリーン印刷の特性が適している。潟Aクトは、永年にわたる豊富な経験から蓄積したスクリーン印刷のノウハウで多くの同業者の中でも大きな評価を得ている。信頼できる品質、丁寧な仕上がり、さらに顧客の課題を解決するコンサルティングセールスにより、顧客はリピータが多く、また新規顧客は殆どが口コミによるものであるという。

● ミクロ吸盤層を有するμーフィットで粘着シートの欠点を解決
 従来から、ポスター、マーキング事業の大きな課題として、糊を使用した粘着シートの問題があった。最終工程としてこれを目的物に貼る場合、しわが出来たり気泡が入ったりし易く、またやり直しや取替え時の剥がしに糊が残ったり、壁側が損傷したり、素人では全く困難な作業であった。
 市販品では「はって剥がして又はって・・」といった弱粘性品や剥離性の糊を使用したりする商品もあるが、逆に粘着強度の問題や経年劣化等で完全ではなかった。
 潟Aクトの新製品「μ―フィット」は、通常使用される粘着材(糊)の代わりに無数の微細な凹状陥没穴があるミクロ吸盤層を有しており、これが吸盤作用を示すことにより被着体への密着を可能にしたシートである。「何度でも貼り、剥がしができる」「エアーの巻き込みがない」「耐低温高温性」「被着体を汚さない」「べとつきがない」「オフセット、スクリーン、インクジェット他可能」「非塩ビ材で、環境適合性あり」等々メリットが枚挙できる優れものである。さらに装飾効果を画期的に高める光を透過する内照用μ-フィットも用意されている。
 副次効果もある。従来量産品(オフセット、スクリーン印刷)の場合、デザインの確認のためのテスト印刷用に材料を分ける、という煩わしさがあったが、μ-フィットはインクジェットプリンター用もあり、簡単にテスト校正が出来るようになった。
 2004年9月29日〜10月1日の東京ビッグサイトでの「中小企業総合展2004」に出展し好評であり、以後様々な業界・業種から需要が発生しているとの事である。

 H17年の阿部川崎市長年頭会見のバックパネルはμ-フィットが使われていたのだ。

● 創業はマイナスからの出発、その経験が現在に生きている

 30年前、飯島社長は現専務、常務との3名で、倒産した某印刷総合会社の1事業部を引き受け創業した。最近見られるMBO(Management Buy‐Out)の類型であろう。当時はニクソンショック、オイルショックと続き、景気後退の局面であった。また取引先も1社依存形態で柔軟性に乏しく、創業早々主要取引先の不渡りに遇い連鎖倒産の危機に見舞われてしまう。幸いメーンバンクの好意にて危機は脱し、この貴重な経験から取引先数拡大、経営体質の強化に全力を傾けることとなった。
 まず「わが社は製造業ではなくサービス業である」とし、顧客本位経営の導入を図った。それは、顧客の課題への解決提案営業であり、顧客からの問い合わせに対し誰でもこたえられるような情報の共有制度であり、小ロット・短納期への対応として材料の委託在庫方式導入・デザインから製品までの一貫処理化であり、そして女性を登用し女性の感性を生かした企画を前面に出す等々である。

● 環境に配慮し、Cs、Es、CSRとバランスの取れた経営を志向

 経営の成熟の程度を評価し、仕組み改善を見出す経営ツールとして唯一の「日本経営品質賞評価基準」がある。飯島社長は自らセルフアセッサーの資格をとり、全社員と共に評価基準を学んでいる。  
 先ず第一ステップとして、ステークホルダーとのコミュニケーションであるCS(Customer Satisfaction顧客満足)、ES(Employee Satisfaction従業員満足)、CSR(Corporate Social Responsibility企業の社会的責任)、地域とのコミュニケーション等による『感動・感謝・感激』を醸成することをめざしている。今年度はESに焦点を当て、行動規範6項目を策定し、意識調査を2回実施している。さらに印刷過程で有機溶剤を使用する関係上、環境への配慮の必要性を十分認識しており、環境負荷の少ないインキ材料の研究を続けている。
 潟Aクトは経営環境全てに配慮しながら常に前進している会社である。

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