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株式会社アド


環境コンサルから出発し、専門技術者派遣の地元信頼度ナンバーワン企業


社長 梶原 肇氏
●事業内容
機械設計・実験研究・電気電子設計・ソフトウエア技術分野の技術者派遣、環境・エネルギーの技術コンサルティング、エコロジーグッズの販売

■企業名 株式会社アド
■創 業 平成8年7月4日
■所在地 〒213-0012 川崎市高津区坂戸3-2-1 KSP R&D棟A1004
■電 話 044-813-0702      ■F A X 044-813-0708
■代 表 梶原 肇 氏
■資本金 1000万円
■売上高 6億2千万円(H16年6月期)
■従業員 150名

E-mail: ado@net.ksp.or.jp         URL: http://www.adonet.jp


 株式会社アドは環境、エネルギーの調査分析、講義、コンサルから出発し、今ではそのノウハウを身につけた専門技術者(機械・電子設計技術者、実験技術者、ソフトウエア技術者等)派遣で、この8年間に飛躍的発展を遂げ、川崎・相模原地区では地元信頼度ナンバーワン企業となった。
 地場企業の顧客ニーズに応えるため、社長、社員一体となった機械工学の基礎や製図法の勉強会による技術レベルの向上が、顧客の信頼を得たものだ。

● 環境、エネルギーがわかる技術者育成・派遣が特色

 株式会社アドは、創業した1年目の平成8年は社員20名、売上8,000万円。それが8年目の平成16年6月期に社員150名、売上6億2,000万円という右肩上がりの成長を遂げた。
 創業当時から事業内容のトップに掲げるのは、エネルギー消費における環境負荷の低減を図るコンサルティング会社=環境・エネルギーのコンサルである。梶原肇社長は、大手機械・自動車メーカーで永年さまざまなエンジン開発に携わり大気汚染対策や脱化石燃料を目指したメタノールエンジン開発も手がけてきた。「今は売上から見ると、環境エネルギーコンサルはメインではないが、わが社の特徴であると思っています。そのため、環境・エネルギーを含め技術全般の研修の場として、会社全体では少なくても年4回は、全社員参加のミーティングを開いています。会社の理念・方針を伝えたり新年会を開催したり、社員からの活動状況発表で意見交換をし、社員のレベルアップとモチベーション向上に力を入れています」と梶原社長は人材育成こそが会社の柱であることを強調している。社員が貴重な商品そのものである人材派遣業で、社員全部を正社員として採用し責任を持って教育するのが潟Aドの方針なのだ。
 潟Aドでは日常業務以外に、社員を技術分野毎に「機械設計」「電気・電子設計」「実験研究」「事務技術管理」の4グループに分けてグループ活動を展開している。また、派遣地区毎に「相模原」「川崎」「本社」の3チームに分けてチーム活動を行ない、グループ活動、チーム活動をマトリックスにして総合的な技術力向上とコミュニケーション対応を図っている。

 また部活もある。その一つが「省エネカーレース」への参戦であり、最近では栃木県茂木で行われる「ホンダエコノパワーレース」に、社員手作りのレーシングカーで参戦している。

● アドの企業理念は先進技術、冒険、自由発想である
 潟Aドの社名の由来を梶原社長に確認すると、「アド」はADvertisement(広告宣伝)ではなく、ADvanced technology(先進技術)、ADventure(冒険)、ADhocracy(自由な発想で臨機応変に物事を決めていく主義)からとったものという。日本語では「アド」、英文では「AD」であり、極めて単純明快である。形式にとらわれない自由な事業展開を目指す企業の姿勢が感じられ、小回りの利く得意分野を持つ企業といえる。

● 環境コンサルで、異業種グループとともに国際貢献

 潟Aドは「神奈川県異業種グループ連絡会議」に参加している。平成11年に梶原社長がチームメンバーとして中国山東省に出かけた際、現地で急遽『環境』について話すように依頼され、日頃の蓄積を講演した。講演は好評で、帰国後に山東省威海市から「モータリゼーションに伴い環境問題で困っている。新しい交通システムを提案して欲しい」という要請が届いた。早速、神奈川県異業種グループ連絡会議内で、潟Aドが中心となって新たな環境NPOを設立した。提案に際しては東京都立大学山川助教授の協力も得て、地球環境基金の助成金により、大都市間のハイウエイバスと市街地バスをネットワーク化し、自転車を組み合わせた新交通システムを提案した。
 また、ソフトウエア販売にも活動を広げている。それは、「LCA(Life Cycle Assessment)」つまり、製品が製造から廃棄段階まででどのくらい環境に負荷を与えるかを総合評価するデータベースと計算ソフトである。これを環境コンサルの世界の大手である仏エコビラン社の日本法人販売代理店となって日本国内で販売している。同時に、「ISO14000シリーズ取得」や「コジェネレーション(熱電供給)システム」等のコンサルにも対応している。

● 創業の精神を具現化し、環境に配慮した商品の販売開始

 梶原社長は、三菱重工業鰍フ産業機械・自動車用ディーゼルエンジンの設計者として約30年活躍したが、その当時から排ガス対策やメタノールエンジンを研究し、環境とエネルギーに関心を寄せていた。後年、人材派遣会社の営業を経験した上で、平成8年に環境・エネルギーコンサルティングと技術者派遣を事業の柱として潟Aドを設立した。近年、環境を生活の中に定着させたいという願いを込めて、エコ商品のショップ「クリティカル・パス」を横浜市港北ニュータウンと東京恵比寿三越内に開店した。ネット販売も併用して、植物性の各種洗剤、アロマ、オーガニック製品、木製グッズ等を販売している。
 また、社会貢献の一環としては数年来、小学校へ「環境の出前講座」を実施している。きっかけは梶原社長の娘さんの出身小学校の20周年記念にと講演依頼があった。“ごみは宝の山”と題した講演を行ったが好評で、終了後届いた子供たちの感想文は梶原社長に感動を与えた。このような出前講習会も回を重ねた。講演内容や知識ノウハウを、社内報で発信し、今では100号を超えている。「将来は、人の派遣やコンサルだけでなく、子供に夢を与えるようなエコに関するものづくりをやりたい」と梶原社長は一歩づつ実現中の思いを熱く語った。

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