HOME

元気な起業家紹介
  元気企業紹介(TOP) > 株式会社メジャーテックツルミ

株式会社メジャーテックツルミ


適正計量にこだわって40年はかりシステムのパイオニア


社長  横須賀 健治氏
●事業内容
精密機械器具製造業:質量に関する「はかり」「システム」の設計製造販売
質量計:販売、修理、据付、移設、検査、保守委託
設計:製品部品のグレード選別、高精度充填、省力化に伴うシステム設計等

■企業名 株式会社メジャーテックツルミ
■創 業 1964年(昭和39年)
■所在地 〒210-0834 川崎市川崎区大島2-7-10
■電 話 044-244-4379      ■F A X 044-244-4497
■代 表 横須賀 健治 氏
■資本金 1200万円
■売上高 年商3億5千万円
■従業員 25名

E-mail: mt.tsurumi@measure.co.jp URL: http://www.measure.co.jp


 食品の製造工程における質量の管理、店舗における重さの計量など、目立つ存在ではないがわれわれの生活において「はかり」は、無くてはならない存在である。このはかりに取り組んで40年余、はかりに関する相談は、絶対に断らず、解決まで相談に応ずる元気な企業が川崎にある。ユニークな企業運営と経営理念を持つ株式会社メジャーテックツルミをここに紹介する。

● はかりに関する相談に「NO」と言わない

 創業は、昭和39年(1964年)。日本鋼管の計測管理に勤務していた際に、「使用者の立場でメンテナンスする会社が無い」ことを不満に思っていた先代社長が「それでは俺がやってやる」と定年退職と同時に当社を創業した。それから40年余り、「適正計量はどうしたらよいか」を命題として取り組み、技術とノウハウの蓄積に努力してきた。「はかりの歴史は4000年ですから、それに比べれば40年は百分の一ですよ」と謙遜する現社長は、創業3年目より事業に参加し、副社長と兄弟で経営する。それ以来、はかりに関するお客様からの相談には、「NO」と言わないことを信条にしている。一度「NO」といってしまうとその話は二度と当社に来なくなるだけでなく、新しい相談まで来なくなるのだ。

● 適正計量」の命題に取り組む

 はかりの原理は、モノにかかる重力を重みとして正しくセンサーに伝えて、指示計で表示することである。基本的な構造は、センサー、アンプ、指示計の組み合わせであり、「重力をいかに正しくセンサーに伝えるか」が技術である。この技術を生産工程や試験設備にシステムとして組み込み、商品としている。このシステムのあらゆる部分に創業以来のはかりに関するノウハウが凝縮されている。毎日が改善と工夫の連続で社長の言葉の端々に技術に関する自信のほどが伺える。お客様のはかりに関する難しい要求が株式会社メジャーテックツルミの、元気の源のようだ。CS(顧客満足)という言葉が出る前から当社では、創業以来お客様を念頭に仕事をしてきた。その積み重ねが「質量を忠実にセンサーに伝える技術とノウハウ」となり、当社を支えている。
 営業品目は、各種はかりを中心として、各種基準器、基準器検査設備、さらに、材料試験機、衝撃試験機など各種試験機まで広がる。特に、計量器関係では、要望があれば、自社の製造範囲を超えるものも、関連他社から調達して顧客満足に応える。さらにタイムリーなメンテナンスサービスを心がけている。はかりに関する高度な技術とノウハウ、そして、豊富な経験でお客様をトータルサポートしているのだ。

● 自社だけでなく「はかり業界」も改革したい

意識革命と技術革新を怠らないのが株式会社メジャーテックツルミの強みである。社内では毎年5月、会社の年度目標に沿って各部門別、個人別で目標を掲げ、チャートにまとめて参加者全員の前で発表する。毎回招待したお客様に講演していただき、そのお客様にも聞き手として加わっていただく。いつも顔を合わせている社長や副社長の前での発表ではマンネリ化するのでこれを避けるためである。
 意識改革は社内だけではない。地場の「はかり屋」としてISO9001の認証を受けたのは当社が最初である。他社に差をつけるために認証取得したのではない。「当社でも取れる」ことを示せば、関連する中小企業も安心して認証取得に取り組めると考えたからである。はかり関連業界の意識改革を図りたかったからと社長は言う。それ以来、社団法人神奈川県計量協会の副会長や川崎市計量協会の会長もひきうけている。もともと社長、副社長共に長年ボーイスカウトの指導者をしており、ボランティア精神も人には負けない。

● お客様とのコミニュケーションツール「Measure通信」

当社のモットーは、「Measure & Communication」である。お客様とのコミュニケーションを図るために広報誌「Measure通信」を3ヶ月に一度発行する。2005年11月で20号を数えるまでになった。内容は、社内の重要イベントの伝達や新製品の紹介、会計事務所や業界紙からの投稿記事、書評とジャンルは広い。計量に関する法律の改定も噛み砕きお客様にとって何が必要かを「Measure通信」でお伝えする。「ひとこと」欄は、皆が持ち回りで意見を述べる。書評は、横須賀社長自身が毎号担当する。宮沢賢治から藤沢周平まで、社長の幅広い読書と見識が伺われる。
 「Measure通信」は、営業担当者がただ闇雲に形式的に配ることはしない。「計量は対話」と捕らえ、機械との、人との、自然や資源との対話を通して、計量を考え、常に進歩しようとする考えがある。必ず、手渡しでお客様との会話(コミュニケーション)をしながら、相談や意見交換の接点を設けて行うことにしている。「Measure通信」は、お客様と心を通わせる貴重な手段なのである。この辺がお客様とのパイプを継続する秘訣となっている。

● オリジナル商品の開発で更なる発展を
 現在心がけていることは、オリジナル商品の開発である。汎用性があり、用途が広く、長期間販売可能な商品を目指している。現在のヒット商品は、コンロットと言われるエンジンに使用する部品の重心位置を測定する商品で大手自動車メーカに納入する。エンジンの振動を少なくするために重心を一致させることが必要でこれを測定する重要なシステムである。最近、デザインコンペで入賞したアイディアを商品化することを目標に設定した。車椅子を使用した人の体重をそのまま、簡単に測定できる福祉機器もそのひとつである。現在の市場は川崎市の周辺であるが、株式会社メジャーテックツルミは、川崎市から神奈川県、首都圏へと着実に堅実に大きく発展しようとしている。

  戻る

Copyright 2005 Institute of Industrial Promotion-Kawasaki.All rights reserved.