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株式会社オスモ


水の高純度化、高機能化を極めることでお客様に貢献する


社長 野口 茂氏
●事業内容
@水処理装置の提案・販売/純粋装置・超純粋装置・ろ過装置・軟化装置・ 排水設備・リサイクル設備・工業薬品(冷却水処理剤・ボイラー処理剤等)・その他水処理関連した商品
A水処理装置等に関する工事/据付・配管工事・試運転
Bメンテナンス/水処理施設の補修・改善・定期点検・ろ過材の交換・ポンプ等の修理

■企業名 株式会社オスモ
■創 業 1981年5月
■所在地 〒215-0033 川崎市麻生区栗木2-6-7
■電 話 044-981-3332      ■F A X 044-981-5051
■代 表 野口 茂 氏
■資本金 1000万円
■売上高 約8億円/年
■従業員 30名

 
E-mail:info@osmo.co.jp     URL:http://www.osmo.co.jp

 「マイコンシティーに来てよかった」と社長の野口茂氏は開口一番笑顔で語る。平成17年2月に川崎市麻生区の黒川マイコンシティーに移転したのを機に、お客様の訪問が増え、口コミやインターネットを通じた大企業からの仕事の依頼も増えている。水処理装置や水処理薬品などを柱とした“水を造る”システムを提案し、半導体工場やディスプレイ工場などのエレクトロニクス業界で使用される極限まで不純物を取り除いた超純水、食品工場などで使用される安全性の高い飲料用水、病院や研究所などで使用される純水など多岐に渡る分野において、お客様が必要としている水処理システムを提供している。さらに、環境保全に必要な排水処理設備や排水リサイクル設備にも取り組んでいる。

● 社名の由来はOsmosis(浸透する)
 ろ過装置、全自動型純水装置、RO装置(逆浸透膜を使用した脱塩装置)、EDI装置(電気で再生しながら純水を連続的に造る装置)など水処理装置システムの設計・工事を行う。お客様の求める「水質」を継続するために、高度な技術と専門性で“安全かつ安定した稼動環境”と“低コストかつ容易なメンテナンス”を実現している。
 オスモ(OSMO)という社名は、Reverse Osmosis(逆浸透装置)のOsmosis(浸透する)という意味で、「お客様の心に浸透するきめ細やかな営業及び高度な技術を提供したい」という社長の思いを込めている。社是も“浸透”、経営理念として“1.顧客第一主義、2.商品開発は大切、3.社員の幸せ”を掲げている。「この順番が大切であり、上から実現していくことが重要である」と野口社長は強調する。

 営業は半分お客様、営業の言葉はお客様の言葉という意識で感謝して仕事に取り組むことを心がけるようにと社内会議で浸透させている。

● 病院や企業にイオン交換樹脂を売って歩く
 野口社長は、昭和35年にオルガノ株式会社に入社して以来、21年間水処理全般についての設計・企画・開発業務に従事する。機器商品部の部品開発担当時代には、「こういう商品が出来たら絶対売れる」と持ち前の発想力で多くの商品を開発した。そんな折、一念発起した野口社長は、独立を決意し、昭和56年5月に横浜市青葉区大場町で創業した。退職金を資本金にあて、1人からスタートした。
 後継者の野口専務は、「その当時、高校に入学したばかりで学校からの調書に父の職業を書く欄があり、どう書いていいか困った」と懐かしそうに語る。
 社長は苦労しながら、病院や企業にイオン交換樹脂を売って歩いた。創業から4年ほど経った昭和60年2月に、社員も4名に増え、本社を横浜市青葉区市ヶ尾町に移転した。また、社長の知り合いで塩ビ加工業を営む有限会社和泉総業を吸収合併し、2人の従業員も引き取り、東京都大田区に東京工場を設けた。平成9年5月に散在していた本社、工場及び倉庫を川崎市宮前区土橋に集約した。

 そして、平成17年2月に川崎市麻生区栗木のマイコンシティー内に移転し、現在に至る。

● 商品開発に専念しないと企業は滅びる、商品開発の積み重ねが大切
 オルガノより委託される純水製造装置のユニット化で経験を積み、中型装置から大型装置まで受注できる技術力と提案力を培ってきた。大手企業の排水処理装置においても競合他社よりも優れた技術提案力とコストメリットで受注獲得に成功している。純水製造装置とステンレスタンクやFRPタンクなど各種の部品の組み合わせで、お客様の要望に応じた設計が強みとなっている。
 「自分は直感で物事を進めるタイプであるが、専務は1つ1つ積み上げていくタイプであり、粘り強い営業と斬新な技術提案によりお客様の要望を実現する」と社長は目を細める。
 「お客様の排水を分析調査することで実用化が困難と言われていた“フェントン酸化法”を排水中有機物の処理に採用し、ベンチャー企業の協力も得て実現できた」と専務が語る。
 最近は、営業、技術、そして計画業務と専務の仕事の領域も広がっている。
 「商品開発に専念しないと企業は滅びる。商品開発の積み重ねが大切。当社の技術を活用して医療器具の洗浄装置も大手企業と共同開発した。大手企業との共同開発は大変なことも多いが、自社の技術力と品質管理力を向上させるメリットがある」と社長は語る。

● 蓄積した技術を結集させたオスモブランドの標準品を製造する
 クリーニング工場の排水浄化設備やガソリンスタンドの排水リサイクル設備などのシステム開発の依頼も増えていて、行政からの注目度も高い。今後は、蓄積した技術を結集させたオスモブランドの標準品を製造すると同時に、販売力を強化することにより新規販売ルートを開拓する計画である。
 環境に優しい次世代の純水製造装置がEDIである。EDIは電気で再生しながら純水を連続的にとる装置であり、イオン交換樹脂のように危険な薬品を使った再生処理や廃棄処理が不要である。今後は、EDIとROを組み合わせた装置の提案と販売を積極的に行う計画である。
 
そこで技術も営業も兼任体制で行ってきたが、営業を強化する必要を感じ、昨年、3名の営業専属を配置した。それにより、社内の雰囲気も変わり、売上も2桁の伸びを示す。今期の計画では売上高10億円を目指している。

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