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アクトロニクス株式会社


光ファイバーや制御機器の提供でネットワーク構築やFAをサポート


社長 鈴木 昌治 氏
●事業内容
各種光ケーブル端末加工及び光部品・機器販売及び施工
各種メタルケーブル、コネクタ取付け加工販売
熱対策製品、制御機器、計装機器・情報機器の最適提案販売

■企業名 アクトロニクス株式会社
■創 業 1976年5月
■所在地 〒214-0022 川崎市多摩区堰1-22-28
■電 話 044-811-1071      ■F A X 044-811-0214
■代 表 鈴木 昌治 氏
■資本金 1億3,539万5千円
■売上高 20億円
■従業員 68名
■U R L  http://www.actronics.co.jp/ 
 


 アクトロニクス鰍フ顧客リストには、東芝、日本電気、富士通、沖電気、山武、アドバンテスト、オムロンなど大手企業の名前がずらりと並ぶ。当社はメーカーの生産現場や情報ネットワーク構築などに欠かせない商品を提供している。「お客様の立場で、豊富な製品知識を駆使して課題解決のためのアイデアを提案しています」と鈴木昌治社長は、当社の営業姿勢をにこやかに語る。

● 幅広い商品群、技術スタッフの提案力が強み
 産業用市場に通信ケーブル、制御・計装機器、情報・通信機器、熱対策関連など幅広い商品群を提供している。一部を紹介すると、光ファイバー・メタルケーブル及びハーネス、光部品・機器、センサー、アクチュエータ、コントロール機器、アクト発明ヒートパイプ、ペルチェ素子等多岐にわたる。
 主力の一つである光ファイバー事業では、顧客の指定した長さにケーブルを切断してコネクタを取り付けている。社内の加工設備や検査体制を整備して、多品種少量、短納期といった顧客ニーズに対応する。また顧客の利便性を高めるため、送受信モジュールや光モデムを光ファイバーとセットで提供している。一方、制御機器事業では顧客の使用目的・状態に適した商品(山武製のセンサー、アクチュエータ、コントローラ、熱対策関連など)を組み合わせて最適提案による顧客要求プラスα営業を進めている。このように顧客の要求にきめ細かく対応する小回りの良さと、顧客が抱える問題を解決する技術スタッフの提案力が当社の強みだ。A社の二足歩行ロボットの試作段階では当社の提案力が大いに貢献したという。
 
● 社長はアイデアマン、創業当時は楽しくて仕方なかった!
 電子部品・機器、情報機器、光伝送、電子材料を扱う商社として出発した当社は昨年創業30年を迎えた。情報通信機器、制御・計装機器とその周辺機器の企画・開発・販売を中心に事業を展開し、トータルFAのシステムサポート機器、光ファイバー・メタルケーブルの端末加工と施工、発熱素子の熱対策としての熱輸送冷却、均熱化等の熱処理の分野へ進出してきた。鈴木社長は創業当時から石田会長(創業社長)と共に、事業の発展を担ってきた。創業当時は仕事が楽しくて仕方なかったという。色々な新技術が花開く前で、自分でアイデアを出し大手メーカーに話を持ち掛け新製品開発に一役買うことができた時代だ。一例を紹介すると、液晶の可能性にいち早く着目し、B社研究所へ液晶デジタル腕時計の開発に必要な面発光板を提供した。「テレビがブラウン管から液晶に替わり、壁掛けテレビが製品化されることを、30年前に予見しました。これからの時代は、スピーデイにコミュニケーションを図り、チャレンジすることが大切です」と社長は笑顔をみせる。

● 「ヒートレーン」の用途開発で拡販を狙う 
 1987年に当社はループ型蛇行細管型ヒートパイプ「ヒートレーン」を開発した。日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、中国の6カ国で基本特許を取得し、応用特許も含め出願は約150件にのぼる。「ヒートレーン」は蛇行した細管内の作動液が熱振動により熱輸送する。従来のヒートパイプとは全く異なる作動原理に基づく技術で、熱輸送能力が高いうえに無重力環境でも作動する画期的なものだ。このヒートレーン事業は1999年にティーエスヒートロニクス社に特許の専用実施権を与え、 開発・製造を移管し、アクトロニクスでは製品の販売に注力している。まだまだ用途開発の余地は大きく今後の拡販が期待される。

● ISO9001認証取得への取り組みと人材育成により組織力を強化
 「お客様にさらに高い次元で満足していただくため、モノづくり品質と営業品質の両面でより一層の向上を図り、苦情ゼロを目指します」と社長は力強く語る。昨年1月に社長直属の品質保証部を新設し、昨秋からISO9001への取り組みを始め、今年7月に認定取得する予定だ。その後直ぐにISO14001の取得に向け動いていく。徹底した顧客志向が当社の基本方針であり、高い顧客満足の実現に向けISO規格の認証取得のための活動を推進している。
 当社では外部の研修に社員を定期的に参加させたり、取引先の大手企業から講師を招き社内研修を開催したりするなど、人材育成に積極的に取り組んでいる。昨年は、銀行が主催した工場改善(トヨタ生産方式)の合宿研修に社員2名を派遣した。研修を受講した社員が講師役になり、勉強会を通して社内へ新しい知識を浸透させていく。

● 次の世代が主役、新しい事業の柱の構築を目指して
 「これまでの30年間で当社のレールを敷きました。次の世代には、3年くらいの中期的な視点から新しい事業の柱を考えていただきたい」と社長は社員への期待を語る。既に若手社員の中から、新規事業のアイデアが出され事業化に向けて走り出している。この新規事業は当社における社内ネットワーク構築の経験を活かし、ユニックス系サーバを使用した安価で高速かつ安全なネットワークシステムを受託開発するものである。メンテナンスの面で他社との提携なども検討しながら、今後実績を重ねていく計画だ。「新しい事業の柱はどんなものになるにせよ、お客様に喜んでいただける製品やサービスを提供していくことが大切」社長の信念が揺らぐことはない。
 社長の趣味はドライブ、年に数回は故郷の名古屋まで車のハンドルを握っているとのこと。また休日の朝は愛犬のアイリッシュ・セッター(アイルランド産の大型犬親子)との散歩を楽しまれている。社長の事業構想やアイデアはこうしたリラックスした時間の中から生まれてくるのかもしれない。
 
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