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デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社


エンベデッドソフトウェアで安全で快適な社会に大きく貢献


社長 市川 憲和 氏
●事業内容
組込みシステム開発、組込みシステム検証、Webアプリケーション開発、ITセキュリティ関連開発、ネットワーク監視・運用システム開発、オープン系システム開発、電子決済サイト開発及び構築、Webシステム保守・運用など情報通信分野でのシステム開発

■企業名 デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社
     略称:DIT
■創 業 1982年
■所在地 本社:東京都中央区八丁堀4-5-4 ダヴィンチ桜橋ビル3階
     エンベデッドソリューションカンパニー:川崎市川崎区砂子1-10-2
                         ソシオ砂子7階
■電 話 03-6311-6520(本社代表) 
     044-222-2641(エンベデッドソリューションカンパニー)
■代 表 市川 憲和 氏
■資本金 2億1,200万円
■売上高 60億円/年
■従業員 500名
■U R L  http://www.ditgroup.jp 
 


 当社は、インターネット草創期から、本格的な電子商取引(EC)サイト構築に参入し、お客様のさまざまなビジネス展開に応えてきたSE集団企業である。ビジネス基盤やシステムの構築に携わり、金融系の大規模な基幹系ダウンサイジングや情報系のシステム構築で、長年の経験とノウハウを生かし、独自のアプローチで社会に大きく貢献してきた。同時に、携帯端末、通信基地局など幅広い通信機器の専用OSからハードの制御を主に行うファームウェア、ミドルウェアの開発を得意分野とする。

● 便利で豊かな生活を支えるエンベデッドソフトウェア
 デジタル家電、携帯端末、カーナビなどの電子機器には、マイコンが内蔵され、ソフトウェアで動きを制御し、多くの機能を実現している。このように機器と一体となって製品の機能・品質を左右する心臓部にあたるソフトウェアがエンベデッドソフトウェア(組込みソフトウェア)である。当社の中核となるエンベデッドソフトウェア事業は、JR川崎駅近くにある「エンベデッドソリューションカンパニー」(カンパニー社長山本雄介氏)が担っており、我々の便利で豊かな日常生活を影で支えている。この組み込みソフトウェアは、これから益々重要な事業となる。当社は、創業以来蓄積してきた組み込み制御技術を生かして、「組み込みソフト部品」を自社ブランドの主要な事業とするために日夜研究開発に取り組んでいる。

● 分散と集中で生き抜くベンチャー企業
 当社は、創業以来20年あまり、非常に変化が激しいIT業界の中で「分散」と「集中」という相反する二つの思想を経営の原動力として、たくましく生き抜いてきた。過去の花形であったキーパンチャーが必要なくなり、磁気テープがハードディスクに替えられたように現在重要である事業も「いつ社会の変化で必要なくなるかもしれない」という危機意識は強い。このように激動する変化に対して、各々の分野で柔軟に対応するのが「分散」の考え方である。そのために技術の進歩と社会の変化に応じていくつもの柱を作っておく。「分散」の経営展開として、カンパニー制を導入し、多角的な視点を持ち、「ITの進化に対応する技術に特化したカンパニーを毎年ひとつは作りたい」と市川社長は力強く構想を語る。本社は、新規領域の開拓、各事業のコラボレーション、そして、スクラップ&ビルドと資源の「集中」を目的とした、より柔軟で効率的なグループ経営を展開する。
 一方、株式公開も視野に入っているだけにコーポレートガバナンスの意識も強い。「本社は、企業統治能力を持たないといけない。柔軟な思想と良い意味での支配権を持って経営する。各カンパニーの独自性を尊重しながら、そのシナジーを強化し、資源配分戦略の展開によりベンチャーマインドを持った夢創造会社の実現を目指している」(市川社長)がグループ経営の考え方である。
 
● 新しい事業展開「アドバンスト・テクノロジー・センター」
 自社ブランドの製品「組み込みソフト部品」の研究・開発、商品化のために本年1月、川崎市内にアドバンスト・テクノロジー・センターを設立した。ここでは、新しいソフトウェアを受注すると共に人材育成を図るつもりである。人材育成面では、社内だけでなく、関連会社からも幅広く人材を募集する。職種転換も考慮に入れる。あの就職氷河期にやむを得ずフリーターになった人たちの中から優秀な人材の発掘も考えている。海外からの人材採用よりもまず埋もれている日本人を探して育成することを優先する。コミュニケーションのミスにより発生する問題も日本人同士であればこれも少なくできるとの見方からである。そして、ソフトウェア開発では、同業他社とのコラボレーションでWin-Winの関係を構築する。
 昨年10月、川崎市産業人材育成協議会が技術者不足への対応として、組み込みソフトを中心とした人材育成研修を開始した。当社としてもこれらの人材育成事業にたいへん関心を寄せており、この協議会への参加支援など色々な面で協力を惜しまないつもりである。幸い当社の「エンベデッドソリューションカンパニー」の周辺には、顧客である電子機器大手企業も多く存在し地の利がある。この事業で育成された人材を使用する受け皿としても協力する方針である。
 また、収入のない教育期間中の受講生に対して、行政による生活支援も考えていただきたいと細かい配慮も見せる。
    
● 社員の生活を守り、社会に貢献し、上場を目指す
 「社員の生活を守り、社会に貢献する」が当社の経営理念である。顧客に対して組み込みソフト部品で貢献し、企業活動を永続・成長させると共に納税を通して社会へ貢献する。「感謝の気持ちと謙虚なふるまい」を忘れないようにと行動指針に明記している。全社員に株主になってもらうと共にストックオプションを制度化した。
 社会では安全で快適な活動を実現するために、業務用の監視システムや制御システムの開発が益々強く要求される。組み込み機器のシステムテストとフィールドテストで完成した当社の製品は、これらのシステムの品質の向上に大きく貢献できる。今までの豊富な経験を活かしてWebビジネスモデルを創出し、セキュリティ分野や自動認識分野へと新たな分野への展開にもたいへん意欲的である。次のステップは株式上場である。現在当社は上場に向けて着々と準備を進めている。当社は、我々を取り巻く製品に組み込まれた目には見えないソフトウェア部分で、便利で豊かな生活を支える元気企業である。

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