キラル株式会社

ビジネスアイディアのテーマ

育児を楽しみ、前向きに将来を生きるためのプロジェクト

  • かわさきビジネス・アイデアシーズ賞 
  • かわしん賞 
  • 城南信用金庫賞 
  • 川崎中小企業診断士会応援賞 
  • 日本弁理士会関東会会長賞 
  • ストーリー賞 

代表者

下川 千草

本事業は、周産期~育児期に生じるストレスや不安を解消し、新しい家族を迎える家庭の“新しい生き方づくり”を支援するスマホアプリを提供します。アプリには、ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)を使ったセルフケア機能、夫婦・家族のコミュニケーションを促す協働機能、同じ境遇の人とつながれる機能(産後ケア事業との接続を含む)を備え、包括的に育児ストレスを軽減します。

新規性として、最新の心理療法ACTを体験型デジタルコンテンツとして提供できる技術や、パートナーケアや家族間コミュニケーションまで支援範囲を広げている点が挙げられます。また、孤独感を同時にケアする仕組みを備えていること、さらに21ファミリ(7件登録)の特許ポートフォリオを有する点も大きな優位性です。

市場のターゲットは20〜30代の育児世帯で、周産期うつ・予防層に対するアプリ市場は約170億円と試算されます。国内のベビー用品・サービス市場(約4.4兆円)は成長傾向にあります。

競争力として、国内の育児アプリは育児記録が主流であり、CalmやHeadspaceのようなストレス軽減アプリは普及していません。対面カウンセリングは手間や費用の問題で利用が進んでおらず、これらの課題を解消できるストレス低減アプリは市場で優位に立てます。