株式会社IMU・GENOS
ビジネスアイディアのテーマ
熱分解によるCO₂排出量大幅削減と「地産地処理」の推進
受賞内容
- かわさきビジネス・アイデアシーズ賞
- 川崎中小企業診断士会応援賞
- 日本弁理士会関東会会長賞
- ユキマサ賞
代表者
代表取締役 曽根 伸二
ビジネスアイデアの概要

本事業は、地域で発生したゴミを地域で処理する「地産地処理」により、処理コストの削減と環境保全の両立を目指すものです。まずは医療機関における感染性廃棄物の処理コストの低減に取り組みます。熱分解装置により廃棄物を約1/200まで減容できるため、廃棄物運搬時のCO₂排出量を大幅に削減できます。処理後に残る残渣はセラミック化され、アップサイクルが可能であり、サポーター企業や大手ゼネコンとの連携によって環境保全に貢献する出口戦略を構築します。
本装置の特徴として、自動運転プログラムにより温度センサー情報をもとにヒーターのオン・オフなどを自動制御できるため、作業者は廃棄物を投入するだけで最小限の人員で運用できます。また、給排水設備を必要としないコンパクト設計により、同程度の処理能力の装置と比較して設置面積は約10分の1で済みます。さらに、熱分解装置で課題となるブリッジ現象への対策を装備している点や、投入とセラミック残渣の排出を完全に分離した構造により、バッチ処理ではなく連続運転が可能である点も大きな強みです。
主なターゲットは病院や透析クリニックなどの医療機関、介護・福祉施設、食品加工・製造業、畜舎などであり、金属やガラス以外の有機物を処理対象とするため幅広い分野に適用できます。特に医療業界においては、33年の業界経験による強固なリレーションを活かして参入障壁の高い市場にもアプローチできます。また、処理能力の異なる複数の装置ラインナップにより多様な業種に対応できるほか、アップサイクル可能なセラミック残渣の買い取りも予定しており、排出事業者の「ゴミ排出ゼロ宣言」を支援できる点で高い競争力を有しています。


