verbal and dialogue株式会社

ビジネスアイディアのテーマ

AI工事写真アプリ「Cheez」で、これからの工事写真は「写真撮影するだけで」

  • かわさき起業家賞 
  • FUNDINNO賞

代表者

森川 善基

プラント建設業界はDX化が遅れており、人手不足による生産性向上が課題となっている。特に現場での工事写真の整理や台帳作成はアナログ作業が多く、非常に非効率である。この課題を解決するために、AIを活用して写真の整理・管理・台帳作成を自動化するSaaSアプリ「Cheez」を提供する。画像識別AIが工事黒板をほぼ100%の精度で読み取り、ChatGPTが専門用語を含む文章補正や音声指示による属性データ入力を可能にすることで、写真関連業務の大幅な効率化が実現する。またToDo形式での管理により、撮り忘れ防止や引き継ぎも簡略化できる。

市場としては、DX化が遅れ大企業を除いて独自システムを持たない多くのプラント建設企業が潜在的ターゲットであり、写真台帳作成業務のコストを87%削減できる見込み。関連市場は800億円以上と推定され、既存サービスよりコストと手間の面で優位性がある。施工管理全体を扱うソリューションとは競合ではなく、補完し合う関係として共存が可能である。