かわさき起業家オーディションビジネス・アイデア シーズ市場
第40回最終選考会(2006年6月10日開催)
ENTRY No.1

ビジネスアイディアのテーマ
『アイリスメーターを利用した国際的な統合ヘルスケアの研究・開発、普及事業、そして、ITを用いたヘルスケア管理システム構築事業』

ビジネスアイデアの提案者
株式会社 統合ヘルスケア研究所
 元 春范(げん しゅんはん)

  【川崎市川崎区南渡田町】

かわさき起業家賞

ビジネスアイディアの概要について
一人ひとりの人間が、いきいきと健康に活躍できる社会づくりを目標にした『健康増進づくり』事業を展開いたします。中国で外科医であった経験を生かして、中国と日本の療法を組み合わせた統合的なリラクゼーションシステムを研究開発し、マニュアル化を図って人材を養成しながら介護施設や企業施設、そして直営の店舗展開を図ります。療法の効果は虹彩認証システムを用いて視認し、顧客管理もIT化する管理システムを構築して、差別化を図ることによって顧客の満足度を高めてこの業界を進化させていきます。

※ 虹彩の一部が体の各部位の状態を反映して変化することに注目し、虹彩データを分類・分析して、自立神経の状況を把握できるシステム

新規性・優位性について
当社独自の代替療法IRIS-SUINAは西洋医学と中医学の知識を基礎に、東西の医学の考え方や手法を統合した独自の療法で、伝統医療『推拿』で施術し虹彩学のノウハウを取り入れた『アイリスメータ』で効果を測定する、他には無い療法です。
またノウハウをマニュアル化して人材を養成することで高度な施術者養成を行います。『アイリスメータ』の使用はメーカーと提携し、療術の分野ででは当社が独占的に使用を許されており他社には追随できません。

市場について
  • 主なターゲット・市場の規模
    おおむね三つのマーケティングの形態があり、まず老人ホーム提携モデルで神奈川県内の老人ホームマーケットで考えますと、老人ホーム3施設に1施設おくとして140施設、売上1.000万円として14億円の売上が考えられます。その他直営店及び企業内診療所との提携モデルや調剤薬局との共同経営モデルなどで、更に大きなマーケットが期待できます。
  • 市場での競争力
    当社の競争相手である代替医療としては、対処療法としての按摩・整体などがありますが、施術後の効果測定がなんとなく効果がありそうだと感覚だけで顧客が判断しています。当社は効果測定がデータで明確に提示でき、さらに施術を予防的にヘルスケアの観点で競合他社と明確な差別化が行えます。
実現性について
  • 実施スケジュール
    ○5月25日会社設立予定
    ○老人ホーム 横浜市内で6月中営業開始
    ○直営店 6月中営業目指し川崎市内店舗開拓中
    ○企業提携 JFE関係団体などと交渉中
    ○薬局提携 平成18年11月開業目指し交渉中
  • 実施場所
    川崎市川崎区南渡田町1丁目1番地 京浜ビルThink  2階 R04室
  • 実施体制(従業員等)
    会社設立時:代表1名、役員2名、従業員1名
  • ビジネス・パートナー
    アイリテック梶Aテレマン・コミュニケーションズ梶A社会福祉法人伸こう福祉会、ウェルネス・エイシア梶Aアジア起業家村ソフトウェアハウス群(鰍uTECHMATE 等)、慶応大学新川崎タウンキャンパス・SFC・中国延辺大学など
  • リスクとその管理
    直営店の他に、協力福祉施設・企業・薬局などに施設を提供していただきながら、固定費負担を低減できるモデル開発を行い、共感の輪を広げながらビジネスを拡大していきます。競合他社とも特許権を基に提携をはかります。

このページの内容は、受賞者の文責による最終選考会プログラム(当日配布)の内容を転載したものです。
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