かわさき起業家オーディションビジネス・アイデア シーズ市場
第47回最終選考会(2007年6月9日開催)
ENTRY No.5

ビジネスアイディアのテーマ
『鉛使用禁止で電気製品の誤動作 因のはんだ付を救う新しいはんだ鏝の商品化』

ビジネスアイデアの提案者
株式会社 IJR
 戎 章夫(えびす あきお)

  【川崎市幸区】

かわさき起業家優秀賞
かわしん賞
川崎商工会議所会頭賞
川崎市制度融資認定
株式会社IJR 戎 章夫さん

ビジネスアイディアの概要について
RoHS規制を始め 世界で鉛が使用禁止に。鉛を除いたはんだは、はんだの付が悪い。今の鉛フリー用はんだ鏝は、鏝先の温度を高くして対応するが、もう温度は限界。はんだの付きはまだ悪い。新しいはんだ鏝 HybridBonderの商品化を図り、今課題のはんだ付不良による誤動作防止に貢献したい。  はんだ鏝

新規性・優位性について
通常、はんだ鏝でアルミ材へのはんだ付は、できないのが常識。
HybridBonderでは、はんだ付が出来る。すなわち、他に無いはんだ付性能が証明されました。
新しい鏝の技術は、特許技術および出願技術によっております。

市場について
  • 主なターゲット・市場の規模
    電子・電気機器に関連の製造現場は、はんだ鏝の使用台数が数台から百台オーダーまで多様な規模が、多数存在する。はんだ鏝市場の年間市場規模は80億円程度であるが、累計稼働台数は不明だが百万台オーダーと思われるし、世界中の製造現場が 市場である。各種すべての現場へのアプローチを考案している。
  • 市場での競争力
    現在、はんだ付の不具合に対応する手法は出てきておらず、信頼性の高い商品を作るには欠かせない工具である。機能の確認が済めば、そのことが営業力になる。

実現性について
  • 実施スケジュール
    H19.6 オーディションに合格し展開の基盤を整える。特許出願、年内に従来はんだ付データーとの対比評価完了。
    H20 前期モニター器製作現場評価 後期商品化 小規模販売、納入開始。
    H21 生産、販売開始本格化
  • 実施場所
    KBIC
  • 実施体制(従業員等)
    H19後期 3名   H20 4名 以降状況に応じ対処。
  • ビジネス・パートナー
    KBIC  経営指導、特許支援など  KSP 分析など
    デザイン委託、製造委託(KBIC内、外) のjoint先を有する。
  • リスクとその管理
    本件、プロセスは多岐,複雑系にある。したがって各分野を掌握して支援を受ける。又、市場は、大手企業との間を上手く進める要があり、KBICの支援が不可欠と考える。社内、社外とも 多岐分野の目、耳そして支援を頂くことが方法と考える。

このページの内容は、受賞者の文責による最終選考会プログラム(当日配布)の内容を転載したものです。
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