かわさき起業家オーディションビジネス・アイデア シーズ市場
第51回最終選考会(2007年12月7日開催)
ENTRY No.6

ビジネスアイディアのテーマ
『携帯電話を利用して近隣都市との差別化を図り川崎内での経済循環を生み出す。』
「KAWASAKI mobile NAVI」

ビジネスアイデアの提案者
株式会社リープ
 寺田 哲也(てらだ てつや)

  【川崎市川崎区】

かわさき起業家大賞
起業家協会賞
川崎市商工会議所会頭賞
寺田 哲也さん

ビジネスアイディアの概要について
川崎モバイルナビは、3つのツールで川崎を近隣都市との差別化を図り川崎に集客を促します。
★川崎の情報発信ツール
地域検索サイトでは他に類をみない約3,000店舗の情報量、川崎駅周辺のショップや会社、施設などを広く深く紹介し、川崎に新しい発見をもたらします。ショップや会社に、携帯電話用ホームページを無料で提供することにより、多くの店舗に参加していただきます。提供したホームページは、携帯電話やパソコンから書換えができる為、旬の情報をリアルタイムに発信することが可能です。
★川崎コミュニティー
川崎のイベント情報やセール情報、個人で行なう個展やライブなどの書き込み掲示板、コミュニティーに登録した同士のクチコミ情報交換の場を無料提供
★地域共通モバイルポイントシステム
川崎では食事をしても、美容室に行っても、マッサージをしてもポイントが貯まり、貯まったポイントはサイト内のモバイルショッピングやお店で利用することができます。
KAWASAKI mobile NAVI

新規性・優位性について
日本での流通量が1億2000万台を突破した携帯電話で、ポイントシステムを含む全てのサービスを提供できるので、導入できる環境はどの店舗も既に調っている事はかなり優位性があると言えます。 ポイントシステムを導入した店舗は月々定額の基本使用料を払うのでは無く、利用された売上に応じてアフェリエイトを使用料として支払えば良いので余分なコストがかからないところも新しい試みです。

市場について
  • 主なターゲット・市場の規模
    川崎で消費をしている消費者、近隣都市で消費の使い分けをしていた消費者をさらに川崎の顧客として取り入れ川崎の街全体の流入人口を増やす。
  • 市場での競争力
    本ポイントシステムは、全ての操作を携帯電話で行なえます。ポイントを読み込むリーダーの導入コストや、カードなどを発行する消耗品などのランニングコストもかかりません。またホームページのオプション機能にはメール会員・予約・アンケート・資料請求・スケジュールなど多彩です。

実現性について
  • 実施スケジュール
    2007年末 掲載店舗1,000店
    2008年2月 コミュニティーシステム始動
    2008年3月 ポイントシステム始動
    2008年末までに目標の3,000店舗掲載予定
  • 実施場所
    川崎駅500m圏内のショップや会社
  • 実施体制(従業員等)
    サポートセンター電話受付2名  営業担当2名  事務担当2名
  • ビジネス・パートナー
    本システムを導入していただけるショップや会社 またポイントシステム利用料を集金する為の、自動引き落としシステムを有する金融機関
  • リスクとその管理
    ショップや会社に無料でホームページを提供するので、更新作業などの情報提供を怠ってしまう可能性がある

このページの内容は、受賞者の文責による最終選考会プログラム(当日配布)の内容を転載したものです。
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