かわさき起業家オーディションビジネス・アイデア シーズ市場 第68回終選考会(2010年12月4日開催)

Entry.1


ビジネスアイディアのテーマ

 小型電気自動車の開発・販売

ビジネスアイデアの提案者

みちのくトレード合同会社

佐々木 豊(ササキ ユタカ)

【神奈川県小田原市】

かわさき起業家賞

日本起業家協会賞

佐々木 豊さん

 

ビジネスアイディアの概要について

みちのくトレード合同会社は、平成20年初より小型電気自動車「シャープシューター」の 開発を開始し、平成22年9月現在、ほぼ開発を完了して、お客様からの試乗・ご予約の受付を開始 しております。この新型電気自動車は、2人乗りのスポーツカータイプの車両で、フランスのセクマ社のベース車両を輸入し、これを国内で電気自動車に改造して販売します。既存車両をベースにする ことで、車両開発費を抑えるとともに、社員1人でも製造・販売することが可能です。しかし、スポーツカータイプでユーザーが限られること、輸入車両で価格が高いこと、性能・仕様の変更が困難で あることなどの問題点があります。

そこで今回新たに、より幅広いユーザー層をターゲットとする新型電気自動車を開発し、販売します。この車両は2人乗りで、きわめて コンパクトな車両です。

シンプル・コンパクト・リーズナブルな電気自動車のエントリーモデルを開発・販売することで、電気自動車の普及促進によるCO2削減に貢献すると共に、小型電気自動車という新たなマーケットの 創出により、消費者の購買意欲の喚起と自動車整備工場・販売業者の振興を目指します。

新規性・優位性について

・電気自動車のエントリーモデルとして、シンプル・コンパクト・リーズナブルな車両として開発し、大手自動車 メーカーの電気自動車と差別化
・顧客のニーズに応じて車両の仕様を自由に設定可能
・大規模な生産設備や新たな設備投資を必要とせず、全国の自動車整備工場・販売店等で組立・販売可能 
・国土交通省が策定の準備を進めている新車両保安基準に対応

市場について

主なターゲット・市場の規模

地方在住者・年輩者向けの、軽自動車や公共交通機関に変わる新たな簡易的な移動手段

市場での競争力

車両販売を行う店舗が、顧客から直接オーダーを聞いて、これに基づきパーツを注文し組み立てるため、顧客のニーズを反映しやすく、かつサードパーティーのマーケットへの参入を促し、よりきめ細かく顧客のニーズに対応

実現性について

実施スケジュール

約2年(試作車両開発:約1年、実証実験及び量産試作車開発:約1年)

実施場所

川崎市及び小田原市

実施体制(従業員等)

協力企業と共に開発し販売

ビジネス・パートナー

自動車試作会社・パーツ製造会社・EC企業・物流企業等

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