ビジネスアイディアのテーマ

『時代に合わせたシンプルな葬儀のブランド　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「火葬のダビアス」全国チェーン展開ビジネス』

ビジネスアイデアの提案者

株式会社神奈川こすもす

　清水　宏明　（シミズ　ヒロアキ）

【川崎市川崎区】

かわさき起業家大賞

りそな神奈川応援賞

川崎商工会議所会頭賞

はまぎん賞

会場応援賞

清水　宏明　さん

ビジネスアイディアの概要について

社会情勢・価値観の変化等により生活者が求める葬儀のカタチも多種多様に変化しており、特に葬儀の小規模化（低価格化）が進行しつつある昨今、その対応に頭を悩ませる葬儀社が多い中、「直葬」という本来であれば商品価値が乏しい、葬儀のカタチに着目し、直葬・シンプル葬専門ブランド「火葬のダビアス」（以下ダビアス）として、いち早くブランド化、生活者目線で「シンプルでも尊厳のある送り方」を追求、そして商品化を行い、経済的にも精神的にも負担を軽減したサービスを開発。これを葬儀社による「社会貢献・生活者保護」の取り組みとして全国の志を共にする、葬儀社と連携してチェーン展開を進める新しい葬儀ビジネスモデルです。人口カバー率80%を目指します。

新規性・優位性について

これまでの業界ではみられなかった、生活者の誰もが選択することができる、低価格帯に特化した葬儀ブランドの構築・商品の開発、そしてその全国展開を行うことで、提携事業者（葬儀社）間での、より良いサービス・商品の共同研究・開発が可能となる。また、商品・サービス内容においては、一連の「葬儀」という儀礼の中から「火葬」の部分を抽出して、そこに生活者が望むサービスを加えて利用者の満足度を高めるという、機能を限定して付加価値をつける「限定分野の高付加価値戦略」として高い満足度を与えることができる。以上により新規性・優位性が非常に高いビジネスアイデアといえます。

市場について

主なターゲット・市場の規模

全国のシンプルな葬儀を希望する生活者をターゲットとし、その特徴は、１.シンプルな葬儀に価値を見出す方、２.従来の葬儀に価値を感じない方、３.生活困窮者のいずれかになります。2009年の葬祭ビジネス市場規模は、1兆7389億円と推計されています。正確な統計ではありませんが、都市部での直葬などのシンプルな葬儀の需要は3～4割と言われており増加傾向にあります。

市場での競争力

費用面での比較では、従来の葬儀の平均費用が約200万円（日本消費者協会2010年10月アンケート）に対し、ダビアスの平均費用は44万4424円。また利用者アンケートではサービス満足度の平均が5段階評価で52という高い評価を得ています。経済的な負担の少ないサービスでありながらも高い満足度を得ている事から市場において高い競争力を生むといえます。

実現性について

実施スケジュール

人口カバー率80％を目標に各地での葬儀事業者を対象とした説明会を開催利用者拡大のためのプロモーションを行う（随時）

実施場所

国内全域

実施体制（従業員等）

内部の専任スタッフ3名、全国のチェーン加盟企業40社

ビジネスパートナー

全国のチェーン加盟社4０社

リスクとその管理

葬儀の依頼、および事前相談時の個人情報の取り扱いに関しては、全国統一のコールセンターを設置し一元管理を行う。情報は適切に管理されたクラウドコンピューティング上のサーバーで管理され、必要に応じてネットワーク加盟店が閲覧を行う。また個人情報の取り扱いに関する規約を定め契約時に適切に管理する旨を約する。

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