かわさき起業家オーディションビジネス・アイデア シーズ市場 第86回最終選考会(2013年12月6日開催)

Entry.5


ビジネスアイディアのテーマ

『介護・福祉向け用具【ほがらカート】の開発』

ビジネスアイデアの提案者

株式会社ヒラミヤ

平宮 健美 (ヒラミヤ タケミ)

【川崎市高津区】

かわさきビジネス・アイデアシーズ賞

かわしんビジネスチャレンジ賞

川崎商工会議所会頭賞

かわさき中小企業診断士クラブ応援賞

【発表者 平宮 健美 】

 

ビジネスアイディアの概要について

福祉・介護の現場に明るく、清潔なおむつ交換カートが欲しいとの声が上がった。具体的に言うと、施設入居者へのプライバシーの配慮、施設スタッフの作業効率向上・環境の整理整頓、施設内の清潔感、明るい環境づくりが求められている。尚、このアイディアは厚労省が本年3月まで3年間掛けて福祉・介護の現場の要望を聞き、地元中小企業と共に試作化、商品化が出来るよう『かわさきJプロジェクト』に委託していたもので、今年で事業は終了したが、引き続きヒラミヤで開発・製造・販売を含めて移管されたことにより開発を進めております。


新規性・優位性について

高齢者グループホーム・有料老人ホームの現場の意見を取り入れて開発したもので、おむつ交換時に使用する用具の収納・配置・作業性は基より、施設環境に合わせた色彩・コンパクトなサイズを実現、現場の担当者と打合せを何度も繰り返すことにより、機能が満たされたときに施設内の清潔感・明るさを醸し出すデザインが完成される。

市場について

主なターゲット・市場の規模

新設認知症高齢者グループホーム;毎年約700ヵ所新設、新設有料老人ホーム;毎年約1,500ヵ所新設、2030年3.1人のうち1人が65歳以上。

市場での競争力

大手では取組めない小さな事業であるが、レスポンスが良い川崎の町工場であるヒラミヤだからこそ可能とした商品開発。施設の生の声を直接製造現場を持つ企業がお聞きして、俊敏に施設に合った商品を創り上げることができる、そこには現場の意見・デザイナー・もの創り屋が同じテーブルで話し合う環境が作れることにより清潔感・明るさ・機能・デザインを満足させる物が創れる。

実現性について

実施スケジュール

平成26年4月販売開始

実施場所

川崎市全域から始まり、横浜市、神奈川県内全域、全国希望される地域へ展開

実施体制

ヒラミヤ開発担当スタッフ

ビジネスパートナー

インターネット通販サイト、介護福祉製品取扱企業

リスクとその管理

市場に認知してもらうため持続的に市場宣伝や施設開拓などが必要である。限られた業界であるので口コミなどを利用して宣伝に力を入れる。

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