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ブラッシュアップ講習会とは講習会参加者の声講師の方(会計士)の声
ビジネスプラン・コンペかわさきは、最終選考会・発表会に至るまでに、以下に記した流れのとおり応募期間から含め、約6ケ月の期間を要しています。
発表会までのフロー
ブラッシュアップ講習会とは
応募から発表会までの半年にわたる期間の中で、ビジネスプラン・コンペかわさき(以下「BPCかわさき」)では、毎年1次審査通過者に対し、起業することを前提にした会計的な指導とアドバイスを行うブラッシュアップ講習会(以下「講習会」)を2回に渡って開催しています。この講習会はBPCかわさきの特徴のひとつとなっており、最終発表会に向けてプランの精度をあげるうえでも大きな役割を果たしています。

今回はこの講習会の様子をお伝えします。講習会は、1対1の面接形式で行われ、1グループに対して約30分程度の講習が行われます。それぞれの参加者は自分のプランを講師に説明し、講師からプランに対して問題点や改良点のアドバイスを受けます。講習会参加者にBPCかわさきに応募した動機や講習会を受講した感想を聞きました。また講師にも講習会でどんなことを行っているのかを聞いてみました。
講習会参加者の声 このページのトップへ
講師からアドバイスを受ける参加者講習会参加者の声

参加者には、(1) BPCかわさきへの応募動機、(2) 講習会を受講した感想の順にインタビュー

グループで応募した大学院生
   (男子2名、女子1名)

(1) 自分達が普段研究しているテーマ(新技術)がビジネスになるのか、どの程度ビジネスとして通用するのかを試してみたかった。

(2) 講習を受けるたびにビジネスプランの精度が上がってきていることを感じる。講習では特に資金繰りの部分に関して具体的なアドバイスと問題提起を指摘されたため、市場での競争力を考えプランを練り直したりした。その結果ビジネスプランにリアリティが出た。普段自分達が行っている研究が実際ビジネスになるのかどうか、ワクワク感がある。自分達は技術系の勉強をしているので、今まで経済や経営的な勉強をしてこなかったが、自分達で起業をしようと考えたら、ビジネスに関しても勉強が必要であるということを講習を通じて感じた。また実際講習会終了後、自分達でもビジネス的なことを勉強するようになり視野が広がった。

個人で応募した男子学生

(1) 自分の力を試してみたかった。自分が考えたことに対して、他人がどう感じるか、客観的な評価を聞いてみたかった。

(2) 普段勉強していないビジネス収支、経理、経営、経済に関することを教えてもらい刺激になった。自分自身は、こんなことをしてみたいというアイディアを持っているが、それをどう広げたらよいかがわからなかったが、講習会を通じて、経営にもトライしてみたいと思った。講習を通して自分のプランがブラッシュアップされていくことを実感している。また講習会ではプランを詰めこみすぎたり、抽象的でわかりにくい部分を指摘されるので、伝えたいことを明確にさせるなど、プレゼンテーションの勉強にもなっていると感じた。

グループで応募した専門学校生(男子2名、女子2名)

(1) 学校の授業としてプランを作成し、学校の講師から勧められて応募した。

(2) 事業をするということは資金面を考えなくてはならないということを感じ、現実的に物事を考えなければならないと感じた。物事を見る際に、一方向からだけではなく、別の方向からも見ることが必要だということがわかり見方が広がった気がしている。
講師の方(会計士)の声 このページのトップへ
真剣に講師の話に耳を傾ける参加者講師の方(会計士)の声

(1) 講習会ではどんなことを行っているか

ビジネスは会計を理解していないと成り立たないため、講習会を通して起業することを前提に会計的な指導とアドバイスを行っている。

(2) 講習会を通して

講習を受ける前のビジネスプランは会計的にみるとかなり厳しいが、講習を受講後に講師が伝えたことをプランの改定に活かしているものは良くなっている。講習をきっかけに会計的な勉強をしたり、ビジネスの厳しさを実感したりして、視野を広げていっているように見受けられる。講習会は、漠然としているアイディアをビジネスプランとして少しでも実現できる方向に近づける上でも有意義だと感じている。
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