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株式会社ミズノ 代表取締役 水野 昌和|第101回受賞者

第101回最終選考会(平成28年6月10日(金)開催)

ビジネスアイディアのテーマ

廃棄物排出事業者と処分業者のマッチングサ―ビス『MATCH-ONE®』

ビジネスアイデアの提案者

株式会社ミズノ
水野 昌和

三重県四日市市

  • かわさきビジネス・アイデアシーズ賞 
株式会社ミズノ 代表取締役 水野 昌和|第101回受賞者

【発表者 佐藤 健】

ビジネスアイディアの概要について

多くの不法投棄、不適正処理事件が取りざたされる中、廃棄物処理に関するリスクはあらゆる事業者に共通の課題となっている。 その為、いかに信頼性の高い処分業者を選定するかがポイントとなる。一方、事業者の中で、廃棄物処理は、静脈産業として多くのコストを投入することが難しいというジレンマを持つ構造となっている。

本事業は、複雑な法規制を熟知したプロの視点から、信頼性の高い処分業者を選定すると同時に自社開発の専用クラウドシステム受発注管理システム『Pegasus-Eco』を活用する等、業務プロセスを徹底して合理化することによって、適正処理のコストダウンを実現することを提供するものである。

排出される産業廃棄物の種類に応じて、独自のスキームによって適正業者を抽出、選定。

合理化された業務プロセスを活用することで人的コスト等を削減。

その結果、処理のクオリティを担保しながら、コスト削減が図れる処理ルートを構築し、提案を可能としている。

 

株式会社ミズノ 代表取締役 水野 昌和|第101回受賞者

新規性・優位性について

■新規性

単純に処理会社の選定を代行する類似サービスは、市場に一定数存在する。

専用クラウドシステム等を活用した業務プロセスの合理化という要素によって、新規性を付加している。

 

■優位性

弊社では廃棄物管理のリスク調査等のサービスを提供しており、こうした活動によって蓄積したノウハウを応用することにより、コスト面だけでなく、リスク面での信頼性も高めることができる。

顧客が享受するメリットは、単純な値引きではなく、業務プロセス合理化によるコストダウンである。そのため、処理内容自体が他社と同程度の提案であったとしても、価格優位性を獲得することができる。

 

市場について

主なターゲット・市場の規模

国内産業廃棄物総排出量:約 3 億7900万t

関東地区産業廃棄物総排出量:約1億186万t(中部:5610万t)

※環境省発表、産業廃棄物排出・処理状況調査(平成24年度実績)より

不法投棄の件数:165件、不法投棄量:2.9万t

不適正処理の件数:146件 、不適正処理量:6.0万t

※環境省発表、産業廃棄物の不法投棄等の状況(平成26年度)について より

 

市場での競争力

市場のコンプライアンス意識が高まる中、ITツールを活用した業務プロセス合理化によって、リスクを高めずにコストダウンを可能とする内容を打ち出すことができる。

 

企業に対する、コンプライアンス徹底を目的としたコンサルティング実績によって、本事業の信頼性も高めることができる。

 

実現性について

実施スケジュール

既に他地域では実施済み

関東では、本年から順次サービス展開予定。

       

実施場所

関東全域

実施体制

環境コンサルティング事業本部:8名

ビジネスパートナー

・大岡健三(顧問、一般社団法人産業環境管理協会技術参与)

・株式会社ティーシーコンサルティング(経営コンサルティング企業)

 

リスクとその管理

・処分先の行政処分等。

顧客へ提案を行うにあたり、事前に処分場を訪問しての審査や、財務状況を分析し、信頼性の高い処分業者のみをパートナーとすることで、リスクを低減する。

 

お問い合わせ先

公益財団法人 川崎市産業振興財団

〒212-0013 神奈川県川崎市幸区堀川町66番地20 川崎市産業振興会館 7F
かわさき起業家オーディション事務局
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