第146回最終選考会(令和8年3月6日開催)
ビジネスアイディアのテーマ
ビジネスアイデアの提案者
ChopValue Manufacturing Japan株式会社
ジェームス ソバック
川崎市中原区
- かわさき起業家賞
- 川崎商工会議所会頭賞
- 城南信用金庫賞
- 会場応援賞
- 神奈川県中小企業家同友会賞
- 川崎フロンターレSDGs賞
- 明治安田賞

【発表者 山上 剛史】
ビジネスアイディアの概要について
日本で年間約200 億膳廃棄される割り箸という未活用資源を、安定的に回収・原料化しています。
独自の圧縮成形技術により、高品質な家具・内装材・法人向け製品へアップサイクルしています。
本モデルは世界8 カ国で展開実績があり、川崎市との連携を通じ日本市場へ本格展開しています。
循環型ビジネスとして社会価値を創出しながら、付加価値型製品による持続的な収益成長を実現してまいります。

新規性・優位性について
使用済み割り箸という未活用資源に特化し、高付加価値製品へアップサイクルする点に本事業の新規性があります。
独自の圧縮成形技術により、廃材由来でありながら無垢材同等以上の強度と品質を実現しています。回収から製造・販売までを地域内で完結させるマイクロファクトリーモデルは他社にない強みであり、日本における特許出願についても現在検討を進めています。さらに、環境貢献を数値で可視化しながらB2B を中心に収益化できる点が、持続的な事業成長を可能にしています。
市場について
主なターゲット・市場の規模
主なターゲットは、ESG経営や脱炭素に取り組む企業、飲食・ホスピタリティ施設、自治体・公共施設です。オフィス家具、店舗内装材、環境配慮型ノベルティを中心にB2B需要を獲得していきます。
日本のエシカル消費市場は約1.2 兆円、サステナブル家具市場は約3,000 億円規模に成長しています。加えて未開拓の割り箸廃棄材市場を原料とすることで、高い成長余地を有しています。
市場での競争力
使用済み割り箸という安定的かつ低コストな原料を確保できる点が、価格競争力の基盤となっています。独自技術により高品質な板材へ加工することで、既存の家具・内装材市場と同等以上の品質で競争が可能です。マイクロファクトリーモデルにより輸送コストと環境負荷を抑え、地域密着型の供給体制を構築しています。
さらに環境貢献を数値化できる付加価値により、価格以外の軸で選ばれる競争力を有しています。
実現性について
実施スケジュール
2026 年1 月: 竹製割り箸について、有価物としての妥当性に関する内諾を取得
2025 年度中: アスペン・杉・檜の割り箸についても同様の判断を取得予定
2026 年1 月: 制度整理完了後、製品の本格的な販売を開始
2026 年以降: コクヨ株式会社、株式会社竹中工務店との業務提携に基づきB2B市場へ展開
実施場所
川崎市及び割り箸の有価性を認めた自治体
実施体制
代表取締役 1 名、ディレクター 1 名、セールス 2 名、プロダクトチーム 6 名
ビジネスパートナー
株式会社竹中工務店、コクヨ株式会社、大手デベロッパー
リスクとその管理
制度面の不確実性については、自治体と連携し有価物認定を段階的に取得することで低減しています。原料品質や需要変動のリスクについては、品質管理体制の確立と大手企業との提携により対応しています。