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クェスタ株式会社 代表 大石 守 ┃第98回受賞者

第98回最終選考会(平成27年12月4日開催)

ビジネスアイディアのテーマ

災害時にどこからでも放送できるスマ放クラウド【スマートフォン遠隔放送】™

ビジネスアイデアの提案者

クェスタ株式会社
大石 守

埼玉県川口市

  • かわさき起業家優秀賞 
クェスタ株式会社 代表 大石 守 ┃第98回受賞者

【発表者 大石 守 氏】

ビジネスアイディアの概要について

4年前の震災で南三陸町の役場職員が、役場内で避難放送誘導中に災害に遭遇した事故をきっかけに開発しました。(開発中) 現在の防災無線は、市庁舎、及び消防署から放送が出来るようになっております。その為、市庁舎が倒壊、機能不全におちいることは想定されておりません。

このシステムは、先の東日本災害、常総市の洪水に市庁舎が機能不全になっても、スマートフォンを携帯し、いつでもどこからでも放送を行える遠隔放送システムとなっています。また、テキスト入力を音声合成に変換放送が出来、担当者間連絡方法を音声通話からチャットによる文字通話を採用し履歴が残るシステムとなっております。

クェスタ株式会社 代表 大石 守 ┃第98回受賞者

新規性・優位性について

当システムはスピーカーをIoT化するというコンセプトにて、映像・音声をスマートフォンデバイスとクラウド技術にて提供するシステムになります。このスピーカーのIoT分野は未開であり、特に遠隔放送システムを小型のソーラーパネルで電源をまかなうシステムは商品として存在しておりません。この装置の優位点は国が推奨する防災無線システムの1/10程度の費用で構築でき、現地の映像も送られてくることです。

また、同一空間におけるハウリング・エコーのリダクション・専用端末についても言及し開発を進めております。

市場について

主なターゲット・市場の規模

建設仮設市場年間15万件、防災無線を必要とする市町村の補助マイク、1700、ショッピングセンター、ホテル等、3万、防災整備が必要な発展途上国の村等数万か所。

市場での競争力

弊社では排他権を主張するべく、国内特許の権利化を目指し、海外においては、アメリカ、中国での国際特許出願を控えております。本事業においては排他権を主張できるかがポイントであり、市場競争力を得ることができると確信しています。

実現性について

実施スケジュール

現在、複数のレンタル会社様よりオーダーを承っております。 販売予定は来年2月を予定しております。

また、来年3月JICA様の支援の応募を控え海外展開をしていきます。

       

実施場所

日本国内、及びアジア・アフリカ等

実施体制

現在の3 名体制から10 名程度の体制にし、5年後の上場を目指しています。

ビジネスパートナー

TOA株式会社(NDA契約技術開発支援)内田洋行株式会社(販売促進)、株式会社アクティオ、株式会社仙台銘板

リスクとその管理

模倣ビジネス、役所の入札権利の為の建設業許可(電気通信業)建設業許可準備中(資格あり)

お問い合わせ先

公益財団法人 川崎市産業振興財団

〒212-0013 神奈川県川崎市幸区堀川町66番地20 川崎市産業振興会館 7F
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