- 未知の光を拓く! 165-220nm 次世代クリーンUV面光源
- 低ファウリング膜の開発-2 CPVC/PMEA
- 国産材利用拡大に向けた木質構造の簡易構造性能評価法の開発
- 変形自在で発電出力が高い熱電発電モジュール
- コーヒー粕から得られた新しいホロセルロースナノファイバーとその優れた水再分散性
- ベンゼンからフェノールを直接合成する新しい触媒反応系
- 飲料水の微生物的安全性確保のための細菌再増殖ポテンシャル評価とその制御
- 遺伝子改変細胞を用いた化学物質・食品成分の安全性・有用性評価
- 野生動物被害対策資材の開発ならびにその有効性の評価
- 発酵動物性食品および有用乳酸菌の機能性に関する研究
- 自己充填性を有するジオポリマーコンクリートの開発
- 溶液中、ゲル中の高分子の構造解析に基づいた物性制御
- バイオガス改質を目指した新たな微生物利用技術の開発
- 微生物を利用した廃棄物からのレアメタル回収技術の開発
未知の光を拓く! 165-220nm 次世代クリーンUV面光源
工学院大学 先進工学部 応用物理学科 教授 尾沼 猛儀
低圧水銀灯の需要は伸び続けている!
市場規模予測は、関連波及製品を含む低圧水銀灯:2030 年末までに 38 億米ドル(2022年の1.5倍)
しかし、波長185 nmの代替への取り組みは皆無に等しい
本研究では、岩塩(rock salt: RS)構造酸化マグネシウム亜鉛半導体により新たな水銀フリー真空紫外面発光素子を開発。
低ファウリング膜の開発-2 CPVC/PMEA
工学院大学 先進工学部 環境化学科 教授 赤松 憲樹
当研究室では、膜を用いた水処理を行う際に大きな問題となるファウリング(=水中の汚れが膜に吸着・付着して膜性能が低下する)を防止可能な膜開発に取り組んでいます。既に、低ファウリング膜として、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)/poly(2-methoxyethyl acrylate)(PMEA)ブレンド膜を開発した実績があります。しかし、近年では PVDF に替わる膜母材も求められています。そこで当研究室では、塩素化ポリ塩化ビニル(CPVC)を膜母材として採用し、PMEA または MEAを含む共重合ポリマーをブレンドすることで低ファウリング精密ろ過膜を開発しました。CPVC/PMEA ブレンド膜は、次世代の水処理膜への応用が期待されています。
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国産材利用拡大に向けた木質構造の簡易構造性能評価法の開発
工学院大学 建築学部 建築学科 准教授 鈴木 賢人
建築での木材利用は、健全な森林づくりや環境問題の解決に寄与できることから、その拡大と高度化が期待されています。そのため、住宅や社寺建築だけでなく、木材を使用した中大規模建築なども増えています。ただ、地震が多い日本においては耐震性能が高い建築を設計する必要があります。そこで、木造建築やそこで使用される部材の構造性能を実験や解析によって明らかにし、簡易に構造性能評価する手法を構築します。
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変形自在で発電出力が高い熱電発電モジュール
工学院大学 先進工学部 環境化学科 准教授 桑折 仁
本モジュールは、陽極酸化アルミニウム基板を用いており、自由に変形できます。さらに従来の高分子基板を使ったフレキシブルモジュールと比較して、基板の熱伝導性に優れていることから、受熱部の熱抵抗が小さくなり、ダイレクトに熱電材料に熱が伝わり、より高い発電出力が期待できます。
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コーヒー粕から得られた新しいホロセルロースナノファイバーとその優れた水再分散性
横浜国立大学 工学研究院 教授 川村 出
今回新規に、コーヒー粕の多糖類から機械解繊方式を用いて極細繊維幅(2~3 nm)のホロセルロースナノファイバー(HCNF)を開発しました。マンナン含有のHCNFは、他のナノセルロースには無い、本技術特有のものです。
本技術の特徴としては、以下の3点があげられます。
・機械的ナノ化処理のみで、2~3 nmの均一幅のナノファイバーを形成。
・コーヒー粕乾燥重量の50%以上を利用できる効率的なアップサイクル技術。
・保存・運搬に優れるHCNFの凍結乾燥体は、水への再分散が可能。
本技術の想定される用途としては、主に以下の3つを考えています。
・食品、飲料、化粧品、香料等への乳化安定剤・分散剤・増粘剤
・包装材、フィルム成形への添加剤
・3Dプリンター用フィラメント
お問い合わせをお待ちしております。
ベンゼンからフェノールを直接合成する新しい触媒反応系
横浜国立大学 工学研究院 助教 長谷川 慎吾
フェノールは、樹脂等の原料に用いられる重要な物質です。今回、酸素・ギ酸・触媒を用いることでベンゼンの直接酸化によるフェノール合成を選択的に進行させる、新しい触媒反応技術を開発しました。適切な触媒および反応条件の適用によって円滑な反応の進行を達成できます。
本技術の特徴としては、以下の3点があげられます。
・酸素を酸化剤としてベンゼンからフェノールを一段階で合成可能
・安定で取り扱い容易なギ酸を添加剤に使用
・高い反応速度でフェノールの合成が可能
本技術の想定される用途としては、主に以下の2つを考えています。
・フェノールの製造
・フェノールを中間体とする樹脂等の化成品製造の効率化
お問い合わせをお待ちしております。
飲料水の微生物的安全性確保のための細菌再増殖ポテンシャル評価とその制御
麻布大学 生命・環境科学部 環境科学科 水環境学研究室 教授 大河内 由美子
水道水の安全性やおいしさに対する関心が高まるにつれて,浄水器やウォーターサーバーの普及率が
高まっています。こうした給水用のデバイスは,一般的に高度な水処理技術と組み合わせることでシステム化されていますが,供給される飲料用水には極めて微量ながら残存している有機炭素が細菌類の餌となります。そして適切なメンテナンスを怠ると細菌類の再増殖を招きやすい状況を造り出すことが知られています。
一方,再増殖する細菌種は非常に多岐にわたり,その中には日和見感染症の原因細菌等も含まれうることも指摘されています。そのため,飲料用水が有する細菌再増殖ポテンシャルを把握し,必要なレベルのメンテナンスを行うことが重要です。当研究室では、全有機炭素(TOC)計、培養設備等を用いて、飲料用水の微生物学的な安全性確保方法の提案、飲料用水の細菌再増殖ポテンシャル評価が可能です。
遺伝子改変細胞を用いた化学物質・食品成分の安全性・有用性評価
麻布大学 生命・環境科学部 環境科学科 環境衛生学研究室 教授 関本 征史
化学物質の作用標的の一つに、性ホルモン受容体などに代表される受容体型転写因子が知られています。この受容体の活性化により様々な生理作用が惹起される一方で、環境化学物質(いわゆる環境ホルモン)による非意図的な活性化変動により、様々な毒性が発現することも知られています。
私は、受容体転写因子の一種である芳香族炭化水素受容体(AhR)やプレグナン X 受容体(PXR)について、その活性化を迅速に測定できる遺伝子改変細胞を作成するとともに、ある種の医薬品や発がん性物質がこれら受容体を活性化することで発がん性を増強することを明らかとしてきました。
現在は、免疫毒性や発がんとの関連性が疑われる様々な受容体や転写因子について、その活性化を迅速に解析できる実験系の開発研究を進めています。
特に食品成分、植物由来成分の生理作用を明らかとすることに大きな関心を持っています。遺伝子改変細胞を使用して、化合物の安全性・有効性評価を速やかに実施できます。ぜひご相談下さい。
野生動物被害対策資材の開発ならびにその有効性の評価
麻布大学 獣医学部 動物応用科学科 野生動物学研究室 教授 塚田 英晴
野生動物による農作物被害は毎年 200 億円前後発生しており、我が国の農業生産に深刻な影響を及ぼしています。そのため、こうした被害の軽減に向けた有効な対策の開発ならびにその実施が望まれています。
筆者は一昨年度まで農林水産省管轄の畜産草地研究所に所属し、ニホンジカによる牧草被害の簡便評価法の開発や電気柵を用いた被害対策法の開発・防除効果の評価などの研究に取り組んできました。
当研究室では、ニホンジカや中型食肉目を始めとして、各種野生動物による被害対策に関するコンサルタント・共同研究が可能です。 貴社の持っている独自の技術を野生動物の被害防除に役立てたい、そうした技術の防除効果を確認したいとのご要望があれば、是非ともご相談下さい。
発酵動物性食品および有用乳酸菌の機能性に関する研究
麻布大学 獣医学部 動物応用科学科 食品科学研究室 准教授 竹田 志郎
近年、食品の機能性は食品産業における高付加価値商品開発において脚光を浴びています。さらに、医療の分野においても予防医学や代替医療の観点から注目されています。
発酵食品は有用微生物により生み出される産物であります。その中には様々な保健機能性成分や食品品質向上に繋がり得る成分が報告されています。さらには発酵に関与する微生物自体の保健機能性も報告されています。
我々の研究室では特に食肉や乳製品に関する研究を行っており、それら発酵製品に含まれる抗酸化作用や血圧上昇抑制作用について研究を行っています。また、発酵食品に関連した乳酸菌の免疫調整作用についても研究を行っており、宿主におけるアレルギー軽減効果、ウイルス感染症の軽減効果などについて示して参りました。さらに食肉や乳製品への応用研究についても行っています。各種食品や微生物による発酵にご興味がありましたら、ぜひご相談ください。
自己充填性を有するジオポリマーコンクリートの開発
横浜国立大学 大学院都市イノベーション研究院 教授 藤山 知加子
【新技術の概要】
締固め作業を必要としないジオポリマーコンクリートを開発した。骨材・粉体・水の配合を最適化し、セメント用の高性能減水剤のみで自己充填ランク2を平均的に達成できる。水よりも高い粘度をもつアルカリ溶液を用いるため分離抵抗性も高い。特殊開発薬剤が不要である。
【従来技術・競合技術との比較】
ジオポリマーコンクリートは副産物を主原料としているためセメント製造を必要としない。つまり環境配慮型コンクリートなので、採用すれば低炭素社会に貢献できる。
セメントによるコンクリートとは反応機構が異なるため自己収縮は小さく、発熱反応によるひび割れ等の諸問題は生じない。
溶液中、ゲル中の高分子の構造解析に基づいた物性制御
工学院大学 先進工学部 応用化学科 教授 松田 靖弘
高分子はプラスチックとして固体状態で使用される他にも、適当な溶媒に溶解させて溶液中で使用する場合、溶液をゲル化させて用いる場合も多く、溶液中、ゲル中での高分子の構造を知ることは、実用上も非常に重要です。具体的には主に下記のテーマに取り組んでいます。
・増粘多糖類・キサンタンの熱変性・再性に伴う構造変化の解明と粘性制御
・生体・環境親和性高分子・ポリ乳酸の結晶形を制御した高分子ゲルの物性制御
バイオガス改質を目指した新たな微生物利用技術の開発
工学院大学 先進工学部 生命化学科 教授 藤井 克彦
本研究室では下水汚泥の嫌気消化で残存する”消化汚泥”をさらに分解しバイオガスを生産する嫌気菌叢(DABYS菌叢およびDABYE菌叢)を得ることができました。また、アルカリpHで高濃度のCO2を固定できる微細藻類を見つけ、その性質を研究しています。バイオガスには約40%の二酸化炭素が含まれていますが、除去することによりバイオガスの燃焼効率を改善することができます。本出展では、この嫌気菌叢と二酸化炭素を消費する微細藻類を用いて、消化汚泥からメタン含量
の高いバイオガスを生産する新たな技術を紹介します。
微生物を利用した廃棄物からのレアメタル回収技術の開発
芝浦工業大学 学長室 シニア教授 山下 光雄
特殊な金属代謝機能を有する微生物を用いて、レアメタルが含まれる廃棄物(廃太陽電池、廃水、残土等)からレアメタルを回収し、再利用する技術です。今後課題となる廃太陽電池の処分、廃水処理問題、土壌汚染対策等に有用な技術として注目されつつあります。
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